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タンザニアでサファリ|おすすめ、行き方、予算、日数、予防接種、服装など。

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子供の頃から憧れだったサファリに行ってきました。広大なサバンナの光景は、まさにライオン・キングの世界でした!

行き先は、素晴らしいサファリができると評判のタンザニア。航空券は自分で手配し、タンザニアに着いてからの送迎・ホテル・ツアーは全て日本人の経営する現地サファリ会社に手配してもらいました。

タンザニアのサファリの見どころや、事前に知っておきたいことを紹介します。

 

 

 

タンザニアの見どころ

 

多様な動物たち

タンザニアの魅力は、多様な動物たちです。サファリでは、シマウマやインパラはもちろん、カバ、キリン、ゾウ、ライオンなどアフリカらしい動物に出会うことができます。

 

ヌーの大移動

タンザニアはヌーの大移動の舞台です。ヌーは雨を求めて、広大なセレンゲティとその周囲を移動しています。夏になると命がけで川を渡り、ケニアのマサイマラに行きます。

 

肉食獣に会える

タンザニアでは、ライオン、ハイエナ、チーターなどの肉食獣を比較的容易に見ることができます。運が良ければ肉食獣のハンティングに遭遇するかもしれません。

 

稀少なヒョウ

ヒョウは夜行性で、日中は木の上に潜んでいるため、なかなか見られません。そんなヒョウも、タンザニアなら見られる可能性が比較的高いです。

 

サファリのおすすめエリア

 

セレンゲティ国立公園

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タンザニアのサファリで絶対に外せないのが、セレンゲティ国立公園です。

セレンゲティとは、マサイの言葉で「果てしない平原」を意味します。広大な敷地では、他のサファリでは考えられないほどたくさんの野生動物と遭遇する事ができます。セレンゲティなら、ヒョウに会える確率も高いですよ。

 

ンゴロンゴロ保全地域

ンゴロンゴロは、サファリの拠点の町アルーシャからセレンゲティに向かう途中に寄ることのできる自然保護区です。
火山口内のサファリでは、クレーターの雄大な景色と、そこに住む野生動物たちの姿を観察することができます。

サファリの満足度は正直セレンゲティに比べて低いですが、素晴らしい景観は一見の価値ありです。

 

ンドゥトゥ

ンドゥトゥは、セレンゲティ国立公園とンゴロンゴロの境目です。2、3月に、ヌーの大群がセレンゲティからやってきます。ちょうど出産・子育てのシーズンとも重なるため、ヌーの赤ちゃんやそれを狙ったハンティングを見られる可能性の高い場所として人気があります。

実際、今回のサファリのハイライトは全てンドゥトゥにあったと言っても過言でないほど素晴らしいサファリができました。

サファリのシーズン

今回、海外の口コミなどで評判の良かった2,3月を狙って行ってきました。実際に行ってみた感想としては、大正解でした。

2,3月は、動物達の出産・子育てシーズンです。サファリでは、ヌーやライオンなどの可愛らしい赤ちゃんを見ることができました。またそれを狙った肉食獣のハンティングも活発になるそうで、運良くハンティングシーンにも遭遇できました。

小乾季から雨季が始まったばかりなので、土埃に悩まされることもなく、草の背丈が高すぎて動物が見えないということもなく、ぬかるみにはまったり土砂降りに合うこともありませんでした。とはいえ他の時期に行った事ないので、ベストシーズンとは断言できません。

サファリのシーズンを左右するのは、ヌーの大移動です。

ヌーは、セレンゲティとケニアのマサイマラを1年かけて行き来しています。11〜6月頃はセレンゲティで過ごし、夏になると川を渡りマサイマラに移動していきます。

2〜3月頃は出産シーズンです。ヌーは緑豊かなセレンゲティ南部で子供を産みます。

4〜5月頃は雨季です。大地がぬかるみ、滑りやすくなります。ヌーの群れはセレンゲティ中央部で過ごします。オフシーズンのためロッジが安いです。

夏が始まり雨季が終わると、ヌーの群れはグルメティ川を渡り始めます。7月〜8月の乾季、平原が緑から茶色に変わると、ヌー達はケニアとの国境付近にあるマラ川を渡っていきます。

マラ川を無事に渡る事の出来たヌーは、マサイマラ周辺で過ごした後、秋の終わりに再びセレンゲティにやってきます。

 

行き方

拠点となる国際空港は、タンザニアのキリマンジャロ空港です。ダルエスサラームやナイロビ空港が利用されることもありますが、キリマンジャロ空港の方が圧倒的に便利です。

日本からキリマンジャロ空港への直行便はありません。少なくとも1回以上の乗り継ぎが必要です。

乗り継ぎが1回で済む航空会社は以下の4つです。

  • カタール航空
  • ターキッシュエアラインズ
  • エチオピア航空
  • KLM

経由地はそれぞれドーハ(カタール航空)、イスタンブール(ターキッシュエアラインズ)、アディスアベバ(エチオピア航空)、アムステルダム(KLM)です。 

今回は、カタール航空を利用しました。 

サファリの拠点となる町はアルーシャです。キリマンジャロ空港からは車で1時間ほどです。

ツアーや送迎を利用しない場合、キリマンジャロ空港からアルーシャまではシャトルバスかタクシーを利用します。現地でサファリを申し込む場合は、アルーシャで会社を探して申し込みを行います。

アルーシャからンゴロンゴロ保全地域へは、車で3時間かかります。

アルーシャからセレンゲティ国立公園へは、車で半日かかります。ツアーでは、途中にあるンゴロンゴロなどで1泊することが多いです。キリマンジャロ空港とセレンゲティ間はセスナが飛んでいるので、時間の短縮にセスナを利用することもできます。

 

予算

サファリをするにはお金がかかります。中でもタンザニアは、サファリのできる他の国に比べて高いです。

行く時期や日数にもよりますが、国内の旅行会社が出しているツアーだと40万円以上、ビジネスクラスや最高級ホテルを利用すれば倍近くになります。

サファリには、ロッジを利用するサファリと、キャンプをするサファリがあります。

ロッジ利用の場合は、サファリ会社にロッジとサファリカーとガイド・ドライバーを手配してもらい、ロッジに宿泊しながらサファリをします。

キャンプをする場合は、サファリ会社にサファリカーとガイド・ドライバー・コックを手配してもらい、キャンプサイトに泊まりながらサファリをします。

セールなどで安く航空券を購入し、現地でキャンピングサファリに申し込めば、国内の旅行会社に任せるより安く抑えられますが、治安の問題やサファリ会社の良し悪しを見極める必要があります。

今回は、航空券だけ自分で手配し、サファリ、ロッジ、送迎は、事前にインターネットから日本人の経営する現地旅行会社に手配をお願いしたため、多少安く済ませる事ができました。

 

日数

セレンゲティ国立公園を観光するなら、少なくとも7日以上の休みが欲しいところです。まず、日本とタンザニアの往復だけで、少なくとも3日潰れます。更に、サファリの拠点となる町からセレンゲティは遠く、移動に時間がかかります。その上セレンゲティはとても広く、観光するにはそれなりの時間が必要です。

9日以上あれば、美しいビーチで有名なザンジバル島に立ち寄ることもできます。ザンジバル島はリゾート地で、イルカと泳ぐツアーも行われています。

 

ロッジは意外と豪華

タンザニアの保護区には、キャンプサイトや宿泊施設が点在しています。中には大平原の真ん中とは思えないほど豪華なロッジもたくさんあります。

今回は、そこそこ良いロッジをお願いしたのですが、どれも想像以上に素晴らしいものばかりで大満足でした。

  

予防接種

タンザニアは、黄熱の流行地域ではありません。

ドーハで乗り継ぐ場合、イエローカードは必要ありません。バンコク経由、黄熱汚染地域を経由する場合はイエローカードが必要です。

ドーハ経由にもかかわらず、賄賂目的でイエローカードを要求されるというケースがあるらしいのですが、今回は特にそういう目には遭いませんでした。

タンザニアは水の衛生状態が悪いので、念のため腸チフスとA型肝炎の予防接種を受けて行きました。ワクチンを1つ打つと、次のワクチンを打つまでにしばらく時間を置かなければなりません。インフルエンザのワクチンとも時期が重なったため、計画を立てながら進めました。

現地では、念のためマラリア予防薬を飲んでいました。蚊はサバンナよりも人の住む場所に多いと聞きましたが、時期のせいか天候のせいか、タンザニア滞在中に蚊を見る事はありませんでした。

 

入国にはビザが必要

タンザニアを観光するにはビザが必要です。

ビザは事前に日本で取得するか、現地についてから空港で手続きを行うこともできます。

在日本タンザニア大使館での申請に必要な書類は大使館のホームページ駐日タンザニア連合共和国大使館に載っています。

タンザニア大使館は、用賀の閑静な住宅地の中にあります。駅からは少し遠く、徒歩で片道20分かかりました。

大使館の休みは土日、日本の祝日、タンザニアの祝日です。月の観測状況によって日付が決まる祝日やクリスマス休暇などもあるので、ホームページなどで事前に確認してから行った方がいいです。

 

気候と服装

サファリのできる場所は、想像以上に冷え込みます。薄手の服だけでなく、厚手の上着が必要です。ンゴロンゴロの夜は日本の初冬並みの寒さでした。

セレンゲティは、日中に日が差すととても暑く、じっとしていても汗をかくほどでした。半袖短パンの外国人も見かけましたが、水場付近ではツェツェバエが出るため、サファリの間は長ズボンで過ごしました。

靴は歩きやすいスニーカーが便利です。

 

双眼鏡は必要か?

双眼鏡は、あった方が絶対に面白いです。

動物観察は、車の屋根を開け、中から行います。

ンゴロンゴロ・クレーターの展望台から動物を探す時、動物の表情をもっとよく見たい時、鳥や虫を見つけた時、いつも双眼鏡を使いました。

倍率は8倍のものを持っていきましたが、ちょうど良かったです。

 

カメラ

理想は一眼レフですが、コンデジの場合はファインダー付きで、光学高倍率ズームのものがお勧めです。

日差しの強いサバンナでは、液晶モニターは見づらいです。またファインダー越しに比べ、モニター越しでは臨場感に欠けてしまいます。

動物はある程度遠くにいます。ズームで撮影しても、綺麗に撮れるカメラがお勧めです。

コンデジの欠点は、電源を入れ、ズームで調整してからの撮影となるため、シャッターチャンスを逃しやすい事です。何度もズームの調整をしていると、バッテリーの消費も早いです。

 

充電とWi-Fi

コンセントは、どこのロッジにもありました。中には世界中のプラグに対応したものを置いているロッジもありました。

泊まったロッジには全てフリーWi-Fiがありました。アルーシャやカラトゥなど町のホテルでは問題なく使えましたが、サファリ中に泊まったロッジではほとんど使い物になりませんでした。

 

ドライバー・ガイド

セレンゲティの道は舗装されていません。公園へ向かう途中には、道なき道のような場所が多数あります。雨季には、サファリカーがぬかるみにはまってしまう事もあります。安全なサファリができるのは、ガイド兼ドライバーの知識と運転技術のおかげです。 

動物を自力で見つけるのは非常に難しいです。アフリカ人のガイドは、私達が双眼鏡を使わないと見る事の出来ないほど遠くにいる動物を、裸眼で発見する事ができます。ガイドは、長年の経験と知識、仲間との無線での情報交換を元に、サファリのコースを決めています。

 

水と食事

タンザニアの水は飲めません。サファリのロッジでは、歯を磨く時もペットボトルの水を使いました。

食事は、朝と夜はホテルのビュッフェ、サファリ中はガイドやホテルが用意したランチボックスを頂きました。

ビュッフェやランチボックスの内容は、欧米向けです。絶品というほどではないかもしれませんが、美味しく頂きました。

 

サファリ中のトイレ事情

セレンゲティ国立公園やンゴロンゴロ・クレーター内にはトイレがあります。トイレに行きたくなったら、遠慮せずに早めにガイドに伝えておくと、タイミングの良い時に連れて行ってくれます。トイレがない時は、サファリカーの陰に隠れて外でする事になります。