上海ディズニーランドは完成して2年ほどの新しいパークで、東京にはない最新型アトラクションがたくさんあります。
絶対におすすめなアトラクションやショー、利用したレストランやトイレ事情など、2018年に実際に行って見てきたことを紹介します。
- 超オススメ!絶対行くべきアトラクション・ショー5選
- せっかくなら行っておきたいアトラクション・ショー
- 時間が余れば行きたいアトラクション
- 利用したレストラン
- 開園時間を調べる方法
- チケットの購入について
- ファストパス発券はアプリを使う
- トイレは汚い?
- テーマランド(エリア)は7つ
超オススメ!絶対行くべきアトラクション・ショー5選
ソアリン・オーバー・ザ・ホライゾン
ハングライダーに乗って、世界一周空の旅を体験できるアトラクションです。
足の着かないライドに乗ると、視界いっぱいに広がる巨大スクリーンに、世界の名所が映し出されます。北極からヨーロッパ、アフリカ、南米、オセアニア、そして上海の素晴らしい絶景を空から楽しむ事ができます。
3Dメガネをしていないにもかかわらず、まるで本当に上空を飛んでいるようにリアルです。映し出される名所はいつか行ってみたい場所ばかりで、訪れた時の感動を疑似体験できました。
待ち列は、夜の砂漠の古代遺跡のようで、雰囲気満点です。
ターザン: コール・オブ・ザ・ジャングル
アクロバティックなパフォーマンスを織り交ぜたミュージカルショーです。
アフリカのジャングルの奥地で、ヒョウに親を殺されてしまったターザンは、子供を亡くしたゴリラに拾われ育てられます。
成長したターザンは、一人前のゴリラとして仲間に認めてもらおうとするものの、群れのボスは決してターザンの事を認めません。
そんなある日、ゴリラの研究のためにやって来た人間のジェーンに出会います。
ターザンの話を知らず、あまり興味がない状態からの鑑賞だったのですが、次々と繰り出される凄い技に夢中で見入ってしまいました。
ストーリーの見せ方も上手いです。セリフは一切ありませんが、話を全く知らずに訪れてもすんなり理解できました。ストーリーに沿って展開していくので、劇としても楽しめます。
ロアリング ・ラピッド
ゴムボートに乗って激流を下る、夏にぴったりのアトラクションです。
乗ったのは3月。とにかく濡れるのが不安だったのですが、面白そうだったので昼間に乗ってみました。
落下する度にボートの乗り口から水が入ってきて、結構濡れます。みんな大騒ぎで、テンション上がりました。盛り上がる事間違いなしのアトラクションです。
夏場はボートの排水口から水が逆噴射するらしいのですが、この時は特にそういったこともなく、あり得ないほど酷い濡れ方をしている人はいませんでした。3月はまだ寒いのですが、晴れた日の日中であれば充分楽しめます。
トロン・ライトサイクル・パワー・ラン
時速100キロ近く加速するローラーコースターです。バイク型ライドに膝を着いてまたがり、頭から突っ込む姿勢でコースを駆け抜けます。
映画「トロン:レガシー」の世界を再現しているので、映画を観てから行くとより楽しめます。ライトアップされた夜の時間帯に乗るととても綺麗です。
初めて乗った時はとんでもなく怖かったのですが、2度目はとても楽しめました。コースが短く、乗っている時間はほんの一瞬です。
待ち列の雰囲気は映画そのもの。
最初に乗った時は進行方向がよくわからず、内臓が浮くような嫌なフワッと感をもろに受け、辛くてたまりませんでした。
2度目は運良く先頭席で、レールをしっかり見る事ができ、体の重心を進行方向に合わせると、まるで猛スピードでバイクを運転しているようで爽快でした。
手荷物は、乗る直前に係員の持っているカゴに預けます。
預けた荷物は、乗り物から降りた時にカゴから取り出します。
カゴは、同時に乗る人達と共用です。取り違える可能性もあるので、貴重品は事前に有料ロッカーに預けるなどした方が良いかもしれません。
カリブの海賊-バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界を体験する室内アトラクションです。ジャック・スパロウやデイヴィ・ジョーンズなど、映画の登場人物がたくさん出てきます。
驚きの仕掛けがいっぱいで、ハイテク感が凄いです。東京のものとは次元が違います。ただ、ゆったり進んでいくという点では東京と同じなので、ジェットコースターのような動きを期待するとがっかりするかもしれません。
回転がよく、ほとんど待つ事無く乗れるのも魅力的です。
せっかくなら行っておきたいアトラクション・ショー
イグナイト・ザ・ドリーム
プロジェクションマッピングと花火による夜のキャッスルショーです。
映画の名場面が次々と写し出されます。パイレーツ・オブ・カリビアンやスター・ウォーズのプロジェクションマッピングもありました。
お城の前方は有料エリアです。今回はエリア外から見ましたが、場所取りが壮絶でした。
訪れた日はかなり空いている日でしたが、1時間前には良い場所は全て埋まっていました。
上海ディズニーランドの城の前は、生垣や街頭など障害物がやたらと多く、良いポジションが少ないです。
混雑日はショーを諦めるか、有料席を検討した方が良いかもしれません。
ピーターパン 空の旅
空飛ぶ船に乗って、ピーターパンの世界を巡る室内アトラクションです。
東京に比べて若干バージョンアップしていますが、基本的にはほぼ同じ内容です。
待ち列のデザインは、東京よりこちらの方が好きです。
セブン・ドワーフズ・マイン・トレイン
鉱山をトロッコに乗って駆け抜けるローラーコースターです。
上海では1、2を争う人気のアトラクションですが、東京のビッグサンダーマウンテンや香港のグリズリーガルチと比べると、かなり物足りなく感じてしまいます。
鉱山の造りや景色が中途半端な上、コースの面白みにも欠けます。
長時間並んで乗るほどではないので、空いている時かファストパスを利用して乗ると良いと思います。
ゴールデン・フェアリーテイル・ファンファーレ
ミッキーと仲間たち、白雪姫、アリエル、アラジンとジャスミン、アナ雪などの人気キャラクターが各シーンに合わせて歌って踊るショーです。
1日に何度か上演があり、最前列を狙うとかでなければ場所取りもそんなに過激ではありませんでした。
時間が余れば行きたいアトラクション
ボヤージュ・トゥ・ザ・クリスタル・グロット
舟に乗って水路を進み、プリンセスのオブジェを眺めるアトラクションです。
ジャングルクルーズのプリンセス版、というイメージで乗ったのですが、もっと子供向けで、大人が乗ると結構退屈でした。
そんな中でも1番素敵だったムーラン。
不思議の国のアリスの迷路
フォトスポットです。迷路としてのクオリティはそんなに高くないです。写真を撮りながら内部をのんびり散策するのにちょうどいいです。
利用したレストラン
上海ディズニーランドは、食事の当たり外れが大きいと聞いていましたが、利用したところはどこも正解でした。
レミーズ・パティスリー
レミーのパン屋さんです。向かいのワッフル屋さんが閉まっていたため利用しました。
値段はデニッシュが25元、カップケーキが45元と、パンにしてはかなり高かったのですが、味は美味しかったです。
テラス席は、居心地の良い雰囲気でした。
行けなかった向かいのワッフル屋さん。
ミッキーのワッフルのお店です。この日は11時になってもまだクローズでした。
ピノキオ・ヴィレッジ・キッチン
ミッキー型のピザ屋さんです。
ピザ、ドリンク、アイスのセットで95元でした。ピザにはネギと鶏、中華風のタレがかかっていて美味しかったです。
客席もいっぱいありました。
開園時間を調べる方法
上海ディズニーランドの営業時間は、日によって異なります。公式サイトhttps://www.shanghaidisneyresort.com/en/destinations/theme-park/から確認できます。
カレンダーマークをクリックします。
カレンダーが表示されるので、確認したい日を選択すると、その日の営業時間が表示されます。
チケットの購入について
上海ディズニーランドのチケットは、事前購入が基本です。完売すると、当日券の販売はありません。
事前購入の方法はこちらで説明しています。
ファストパス発券はアプリを使う
マップの確認や待ち時間の確認、ファストパスの発券には、公式アプリがとても便利です。
アプリのダウンロードと使い方はこちらを参考にしてください。
アプリを事前にダウンロードしておけば、アトラクションの場所や待ち時間を事前に予習する事ができます。
トイレは汚い?
上海ディズニーランドのトイレは綺麗です。清掃スタッフを何度も見かけたので、頻繁に清掃をしているようです。
トイレは和式が多いです。床が高くなっているのは和式トイレです。
洋式トイレは床に段差が無く、1番奥にあります。
手洗いスペースも綺麗でした。
テーマランド(エリア)は7つ
上海ディズニーランドには、7つのテーマランドがあります。順に紹介していきます。
1. ミッキーアベニュー
入り口からすぐの、お土産ストリートです。
2. アドベンチャー・アイル
東京のアドベンチャーランドのようなエリアです。ソアリンやロアリング ・ラピッドなど面白いアトラクションがたくさんあります。
3. トレジャー・コーヴ
上海ディズニーランドにしかないテーマランドです。パイレーツ・オブ・カリビアンの世界をモチーフにしたエリアです。
4. ガーデンズ・オブ・イマジネーション
お城前のエリアです。主にショーやパレード観賞用のエリアです。ファンタジア・カルーセルや空飛ぶダンボがあります。
5. ファンタジーランド
最も大きなエリアです。お城、マイントレイン、プーさん、ピーターパンなどがあります。
6. トゥモローランド
未来をテーマとしたエリアです。トロンやバズ・ライトイヤーがあります。
7. トイ・ストーリー・ランド
映画トイ・ストーリーをテーマにしたエリアです。オープニングは2018年4月26日の予定で、訪れた時はまだ建設中でした。
香港ディズニーランドには既にトイ・ストーリー・ランドがあります。香港のものはこんな感じ。まるで自分がおもちゃと同じ大きさになって、トイ・ストーリーの世界に入り込んでしまったかのような作りをしていて面白いです。