海外で地下鉄を初めて利用する時は、乗り方がよくわからず不安に思いますよね。上海の地下鉄は、手荷物検査を受けること以外、日本の地下鉄ととほとんど変わりません。上海の地下鉄の乗り方を、写真で詳しく解説していきます。
おおまかな流れ
まずは基本的な流れから。
- 切符を買う
- 手荷物検査を受ける
- 改札を通る
- 電車に乗る
- 改札を出る
つまり2番目の手荷物検査以外は、日本の地下鉄と全く同じ。
それでは順に詳しく説明していきます。
切符の買い方
まずは地下鉄の入り口へ向かいます。
入り口はこんな感じ。街中の目立つ場所にあります。
虹橋空港ターミナル1の最寄駅「虹橋1号航站楼(Hongqiao Airport Terminal 1)」の入り口
階段を下り、改札階に着いたら、券売機で切符を買います。人だかりができているのが券売機です。
中国語から英語に変更する場合は、右上をクリック(日本語はありませんでした)。
言語を変更したら、1番下のボタンで最終目的地の路線(Line)を選択します。
※途中で乗り換えなら、最終目的地の路線を選択します。
例えばLine10の「虹橋1号航站楼」から電車に乗り、「老西門」で乗り換えて、Line8の「人民広場」で降りる場合は、Line8を選択します。
選択した路線が表示されるので、最終目的地の駅名をクリックします。
交通費が表示されます。
下の写真の場合、現在の駅から「人民広場(People’s Square)」までは4元ということです。
右のボタンで枚数を選択します。今回は2枚欲しいので、2を選択。
お金を払います。
使えるお札は5,10,20,50元、使えるコインは5角、1元。今回は、2枚で合計8元です。
切符とおつりが出てきます。
切符の色は様々ですが、それによる違いは特にありません。
手荷物検査
切符を買ったら、券売機の側にある改札を通ります。
まずは改札の手前で、X線による手荷物検査を受けます。
刃物や引火しやすい物は持ち込めません。空港よりは厳しくないので、そんなに神経質にならなくても大丈夫。
検査を通過したら改札を通ります。
切符をタッチして進みます。
改札を通過したらホームに降ります。
ホームには、駅名と路線図が書かれていました。
電車が進む方面に色が付いているので、これを見ればどちらのホームから乗れば良いのかがわかります。
急行などの区分はありません。ホームに電車が到着したら、それに乗るだけです。
乗り換え方法
乗り換え方法はとても簡単。乗り換えの駅に着いたら電車から降りて、別の路線のホームに行くだけ。日本と同じです。
乗り換えの駅「老西門」に到着しました。
ホームの床には、乗り換え可能な路線の案内が書かれています。今回は、Line8に乗り換えます。
階段を上がり、案内板に従って歩けばLine8のホームに着きます。改札を通る必要はありません。
Line8のホームに着いたら電車に乗って、2つ先の駅「人民広場」に向かいました。
電車を降りる
電車の降り方も日本と同じ。改札から切符を挿入し、出口に向かうだけ。
人民広場駅に到着しました。エスカレーターで改札階に向かいます。
地下鉄の出口は複数あります。案内板を確認し、目的の出口に近い改札を使いましょう。
改札を出る際は、切符を挿入します。
改札を出たら案内板に従って出口に向います。
おわりに
上海の地下鉄は簡単です。東京の地下鉄に乗り慣れている人なら、全く問題なく使いこなせるはずです。
急行、各停の区分がないので、乗り間違える心配もありません。
中国語が得意な人以外は、駅名を英語で覚えておいたほうが良いです。
いくら漢字で覚えておいても、中国語の読み方が分からなければ、車内アナウンスを聞き取れないからです。
中国語のアナウンスの後に英語のアナウンスが流れるので、英語で覚えておいた方がわかりやすいですよ。