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【2018年版】オスマン帝国の至宝!「トプカプ宮殿」の行き方、見どころ、観光情報

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イスタンブールで600年以上栄えたオスマン帝国。一時はヨーロッパ諸国を脅かすほどの大帝国でした。そんなオスマン帝国の華やかな面影を今に残すのが歴代皇帝の住居として使われた「トプカプ宮殿」です。トプカプ宮殿の行き方から見どころまで詳しく解説します。

 

 

トプカプ宮殿て何?

トプカプ宮殿は、オスマン帝国の政治の中枢であり歴代皇帝の住居とされていた場所です。

現在のトルコ共和国ができるまでイスタンブールを支配していたのはオスマン帝国。その歴史は長く、第一世界大戦で滅亡するまで600年以上も存続しました。最盛期には現在のイエメンからエジプト、モロッコ、そしてウクライナ、ハンガリーまでを国土とし、ヨーロッパやキリスト教国家の脅威となっていました。

トプカプ宮殿の建設を命じたのは第7代皇帝メフメト2世。もともとキリスト教徒の領土だったイスタンブールを征服した皇帝です。完成したトプカプ宮殿は、その後増築を繰り返しながら380年間も使われ続けました。

オスマン帝国が滅びトルコ共和国が誕生すると、初代大統領ムスタファ・ケマル・アタチュルクはここを博物館として一般公開しました。

 

営業時間

夏期

9:00~19:00(ハレムは18:30。チケット販売は18:00まで。)

冬期

9:00~17:00(ハレムは16:30。チケット販売は16:00まで。)

定休 火曜日

〈※2018年9月時点 〉

トプカプ宮殿はかなり混みます。時期によってはチケットを買うだけで2時間待ちのような悲惨な混み方をします。おすすめは、開館と同時に入りること。朝は比較的空いていますよ!

 

入場料

トプカプ宮殿 ハレム ミュージアムパス
40TL 25TL 125TL

〈※2018年9月時点 〉

ハレムへの入場は別料金ですが、トプカプ宮殿最大の見どころなので入った方がいいです。ハレムだけでも相当ボリュームがありますよ。

ミュージアムパスもおすすめ

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イスタンブールの博物館をまわるのに便利なのがミュージアムパス。トプカプ宮殿、ハレム、アヤソフィアなどの共通チケットです。85TLから125TLに値上がりしましたが、トプカプ宮殿、ハレム、アヤソフィアに加えあと1つどこかの博物館に入れば元が取れます。一度どこかの博物館で買ってしまえば、後はチケット購入の列に並ばずに入場できるので便利ですよ!5日間有効なので、前日までに別の博物館で購入しておくと良いかもしれません。

〈対象のミュージアム〉

トプカプ宮殿、ハレム、アヤソフィア、考古学博物館、アギヤ・イリニ聖堂、トルコ・イスラム美術館、モザイク博物館、イスラム科学技術博物館、カーリエ博物館、ガラタメヴラーリ博物館、フェトヒイェ博物館、ルメリ・ヒサル博物館、ユルドゥズ宮殿 (※入場できるのは各1回ずつ)

 

所用時間は3時間程度

トプカプ宮殿はかなり広く、オーディオガイドを聴きながら歩くとなんだかんだで3時間はかかります。全部見ようとするとそれ以上かかりますが、夏場は人混みと暑さで疲れてしまうかもしれません。

 

行き方

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トプカプ宮殿があるのはイスタンブールの旧市街。アヤソフィアからは歩いてすぐです。ブルーモスクあたりからも歩けます。トラムの最寄駅はT1の「Sultanahmet」駅か「Gülhane」駅。どちらからでも歩いて行くことができます。

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入り口はアヤソフィアのそば

トプカプ宮殿の入り口はアヤソフィア側の「帝王の門」。そこから「第一の庭」を道なりに歩き、「挨拶の門」まで来たら手前のチケット売り場で入場券を購入し入場します。

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「帝王の門」。ここは無料で通過できます。

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門をくぐり第一の庭を歩いていくと「挨拶の門」が現れます。

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挨拶の門より先は有料です。門の前のチケット売り場でチケットを購入します。

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門を通過する際に手荷物検査を受けます。

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検査を抜けるとオーディオガイドの貸し出し所があります。

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オーディオガイドは必須!

トプカプ宮殿には案内板や説明書きがほぼありません。一体これは何のために建てられたのか?ここで一体何が行われたいたのか?それを知りたければオーディオガイドがおすすめ。あるのないのでは面白さが全然違います。オーディオガイドを借りるには、パスポートなどの身分証をデポジットとして預ける必要があります。コピーや写真のみは不可なので、忘れないように気をつけてくださいね。

料金: 30TL(ハレムの解説なしは20TL)

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地図

「挨拶の門」を抜けた先に広がるのは「第二の庭」です。その奥には「幸福の門」があり、「第三の庭」、「第四の庭」へと続いています。

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特に混むのはハレムと宝物館。午前中の早い時間帯に先にこの2つを見てしまうのがおすすめです。

 

“禁じられた場所” ハレム

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“禁じられた場所”の意味をもつハレム。ハーレムの語源にもなっています。ここは皇帝に捧げるために異国から奴隷として連れてこられた女性たちが暮らす場所でした。イスラム教ではイスラム教徒を奴隷にすることができないため、連れてこられた女性たちは全てキリスト教徒などの異教徒ばかり。女性たちは改宗し、教養を身につけ、皇帝に献上されました。

オスマン帝国の皇帝は妃を迎えず、ハレムの女性達との間に生まれた子供の中から次の皇帝を選んでいました。ハレムの女性たちは、自分の子供が皇帝になれば母后となり、時には政治を動かすことも可能でした。ここでは皇帝の愛を勝ち取り自分の子を皇帝にするための血生臭い争いが絶えませんでした。

ハレムの地図

観光客が訪れることができるのはピンクの部分のみ。過去に起きた火災でかなりの損傷を受け、敷地のほとんどが修復中です。

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黒人宦官の部屋

ハレムに入ることを許された男性は、皇帝、皇子、そして黒人宦官だけでした。黒人宦官は、オスマン帝国の支配を受けていたエジプトから連れてこられた奴隷たちです。去勢され、女性たちの世話を任されていました。
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母后の部屋

皇帝の母が住んでいた部屋です。皇帝の母も奴隷であることには変わりありませんでしたが、ヒュッレム・スルタンやキョセム・スルタンのように政権に多大な影響を与えた女性たちもいました。

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皇帝の間

ハレムで最も大きな部屋です。皇帝とその母や妻たち、そして家族との公的な式典や娯楽の場として使われていました。

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ムラト三世の部屋

オスマン建築において最も偉大な建築家ミマール・スィナンによって作られた部屋です。スィナンも元はキリスト教徒でしたが、徴兵され改宗し、オスマン軍の防壁、橋、船などの建造に携わりました。その腕を見込まれたスィナンはオスマン帝国直属の建築家となり、数えきれないほどの作品をこの世に残しました。

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皇子の部屋(黄金の鳥籠)

オスマン帝国の法では兄弟殺しが容認されていて、子供たちの中から次の皇帝が決まると残りは殺されてしまうのが常でした。17世紀になると、血統を絶やさないという観点から兄弟殺しは無くなり、代わりにハレムの一角に幽閉されるようになりました。黄金の鳥籠とも呼ばれた狭い部屋での幽閉生活によって気が触れてしまった人も少なくありませんでした。

寵姫たちの部屋と中庭

1番最後の区画にあるのは広々とした中庭。その横には皇帝のお気に入りの女性たちが暮らしていた建物があります。ハレムはどことなく閉塞的で、ここに来てやっと一息つけました。

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まだまだある!トプカプ宮殿の見どころ

第二の庭

第二の庭は主に公的な行事が行われた場所です。中央には正義の塔がそびえ立つ「会議の間」、左には「ハレム」の入り口、奥には「幸福の門」が建っています。

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会議の間

正義の塔の下は「会議の間」。皇帝の右腕である大宰相や高官達による会議が行われていた場所です。皇帝は部屋の奥に設置された黄金の金網の窓から人知れず会議の様子を覗くことができました。

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幸福の門

第三の庭に通じる門です。この門より向こうは皇帝の私的な生活の場として使われていました。皇帝の許可なくこの門を通過することは大宰相でも許されませんでした。

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第三の庭

皇帝のプライベートな空間だった第三の庭。ここには大人気の「宝物館」や「聖遺物館」があります。

謁見の間

幸福の門の真裏にあるのは「謁見の間」。海外からの大使などが皇帝に謁見する際に使われた場所です。

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アフメト三世の図書館

第三の庭の真ん中にあるのはアフメト三世が建設を命じた図書館です。中にはコーランや神学などの学術書が3500点以上納められ、王室の人々によって利用されていました。

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宝物館

オスマン帝国は歴史の中で侵略や略奪をほとんど受けることなく、その財宝は今もここイスタンブールに残されています。贅を尽くした装飾品やエメラルドに彩られた美しい品々、そして86カラットの眩いダイヤモンドを見れば、当時の栄光を感じられるでしょう。訪れた時は改装中で、中に入れず悔しい思いをしました。

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聖遺物館

オスマン帝国に伝わる聖遺物が展示されています。ここでは預言者ムハンマドの足型、モーゼの杖、聖ヨハネの腕などを見ることができます。中はすごい人混みで、まるで日曜日の美術館。展示物になかなか近づけません。宝物館と聖遺物館の内部は撮影禁止です。

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第四の庭

ここは皇帝やその家族にとって更にプライベートなエリア。庭には歴代皇帝が建てたキョシュクと呼ばれる建物が並んでいます。キョシュクは、ペルシャやインドの庭園でも見られる開放的で小さな建物のことで、キオスクの語源にもなっています。

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レストラン 

第四の庭の一番奥にあるのはトルコ料理レストラン「コンヤル(Konyali )」。結構人気のお店でお値段も高めです。ガラス張りの室内なので、ここでランチして涼もうと思ったら、予約客で満席でした。レストランの隣にはカフェテリア的なものもあります。こちらの席は残念ながら全て屋外ですが、景色はなかなか良い感じ。ボスポラス海峡を行き交う船を眺めながら、軽く休憩できますよ。

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おわりに

昼過ぎにトプカプ宮殿を出ると、そこにはなんと驚きの光景が!朝はあんなに空いていたチケット売り場に長蛇の列ができています。

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訪れたのは9月の平日。8月に比べればこれでもまだ良い方でしょうか。トプカプ宮殿の混雑には気をつけてくださいね。