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トルコ至宝展に行ってきた!トプカプ宮殿の宝物に日本で会えるよ。感想、グッズなど

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トルコ至宝展に行ってきた。展示品は、トルコで絶大な権力を持っていた「オスマン帝国」の財宝たち。本来はイスタンブール「トプカプ宮殿」にある宝物館などに展示されているのだが、現在宝物館は工事中。昨年イスタンブールを訪れた時に中に入ることができず、悔しい思いをした。それがなんと2019年、念願叶って日本でお目にかかることができた。宝物館の至宝のうちの、ほんの一部だったけど。トルコ至宝展レビューです。

 

トルコ至宝展とは

トルコ至宝展とは、オスマン帝国の宝が展示されている企画展だ。東京での展示は2019年3月20日から、京都での展示は6月14日からとなっている。展示品は、東京での展示開始の数日前に、イスタンブールから空輸で運んできたらしい。

オスマン帝国とは、ルネサンスや鎌倉時代から第一次世界大戦頃まで、現在のトルコにあたる場所に存続したイスラム教の国。最盛期には、今のギリシャ、ハンガリー、ウクライナ、エジプト、中東、アジアの一部にまで広がる大帝国だった。そんなオスマン帝国の皇帝が暮らしていた場所がトプカプ宮殿。

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トプカプ宮殿には、皇帝の側近や直属の兵士として、ヨーロッパ中から奴隷が集められていた。また宮殿内にはハレムと呼ばれる建物があり、ヨーロッパ中から集められた女奴隷が暮らしていた。ハレムの女性達は着飾り、皇帝の愛を勝ち取るための熾烈な争いを繰り広げた。これがハーレムの語源となっている。

この展示では、そんな絶大な権力を持っていた皇帝の玉座や装飾品、ハレムの女性達の物などが展示されている。また後半では、オスマン帝国と日本が交流を持っていた証とする品も展示されていた。

混雑状況・所要時間など

訪れたのは東京の国立新美術館。土曜日の昼間に行ってきました。入り口はぜんぜん並んでないし、中も空いてました。とはいえショーケースに入った小さな展示品に人が集まるので、それなりに気を使う。平日や朝一番の方が快適に観られると思う。音声ガイドを聞きながら周ったが、1時間くらいあれば全部見られる感じ。ガイドの値段は550円。聞きやすくわかりやすかったので、借りてよかったと思う。

国立新美術館。六本木駅や乃木坂駅から徒歩で5分くらい。モダンな外観です。

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チケット売り場は入り口の外。当日券はここで買う。大人は1人1600円。

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美術館内には2階にカフェ、地下に食堂、3階にレストランがある。カフェのケーキとか食堂のカレーとか美味しそうだったので、時間があるなら帰りに寄ってみると良いかも。

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トルコ至宝展の会場は2階。内部は撮影禁止。チケットを見せた後に音声ガイドのカウンターがある。

展示の感想

良かった点は、展示室のセンスの良さ。青と白を基調としたデザインで、壁紙にはトプカプ宮殿のタイル柄を使っている。トルコのデザインの良いところを引き出したような空間が素敵だった。

展示物自体については、エメラルドやトルコ石がふんだんに使われた装飾品をもっとたくさん見られると思っていたが、そういった物はそれほど多くなかった。イスタンブールの宝物館には、目が眩むほどの宝石が山ほど飾られていると聞いていたが、さすがに何でもかんでも日本に持ってくる訳にはいかないのだろう。思っていたより控えめな展示物が多かったと思う。まあそもそもオスマン帝国自体に、フランスやロシアで見られるような豪華絢爛さは無いが。

どちらかというと、オスマン帝国に愛された花「チューリップ」をモチーフとした物を集めた展示となっている。チューリップ模様の書物とか、チューリップ模様の武器とか、チューリップ模様の敷物とか。チューリップはトルコ原産の花で、オスマン帝国時代にはもの凄い数の品種改良が行われた。更にその種はオランダに渡り、爆発的に人気が高まり、遂にはチューリップバブルと呼ばれる経済事件が起きてしまったほどだ。こうしてじっくり見てみると、タイルの柄もチューリップだったのか、とかトプカプ宮殿を訪れた時には気づかなかった発見もあった。

それから、スレイマン1世にまつわる品の展示や、音声ガイドでヒュッレムの名前が何度か出てくるので、オスマン帝国外伝を見たことがあると、ちょっと嬉しくなるかもしれない。

グッズはセンス良し

グッズはかなりセンスが良いのでおすすめ。定番のクリアファイルやポストカードから、ちょっとした雑貨まで、おしゃれなものが多かった。イスタンブールのトプカプ宮殿にあるギフトショップより、ずっとセンスが良い。

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企画展のオリジナルグッズ意外にも、トルコの定番土産ナザール・ボンジュウやランプ、陶器のお皿も販売されていた。トルコに行ったことがあるなら、少し懐かしくなるかもしれない。