世界で休暇

見るものすべてが新しいということ

【イスタンブール】アヤソフィアとブルーモスクを徹底比較!行き方、入場料、歴史、所要時間など

f:id:fullofwanderlust:20181204201607j:image

イスタンブールの二大観光名所といえば、アヤソフィアとブルーモスク。一見どちらも同じようなモスクに見えますが、用途から歴史まで全く異なる別の建物です。アヤソフィアとブルーモスクの行き方、入場料、見どころ、所要時間などを比較しながら解説します。

 

アヤソフィアとブルーモスクは徒歩圏内

アヤソフィアとブルーモスクは、どちらもイスタンブールの旧市街にあります。トラムの最寄駅はSultanahmet(スルタンアフメト)駅。駅からはどちらも徒歩5分です。2つは向かい合っていて、その距離は徒歩5分ほど。

f:id:fullofwanderlust:20190607214703j:image

2つの真ん中にある広場からは、南にブルーモスク、北にアヤソフィアを見ることができます。

広場から見たブルーモスク。繊細な佇まいから、イスタンブールで最も美しいモスクとも言われています。

f:id:fullofwanderlust:20181204201521j:image

北に見えるのはアヤソフィア。側に寄って見れば、その堂々とした姿に圧倒されることでしょう。

f:id:fullofwanderlust:20190607202445j:image

アヤソフィアは博物館

アヤソフィアとブルーモスクの決定的な違いは、アヤソフィアがモスクではなく、博物館だということ。

アヤソフィアの歴史は古く、元々はキリスト教徒によって建てられた大聖堂でした。当時イスタンブールを支配していたのはビザンツ帝国。キリスト教の一派ギリシャ正教を信仰するビザンツ帝国は、その総本山としてアヤソフィア大聖堂を建設しました。

f:id:fullofwanderlust:20190607204736j:image

その後、ビザンツ帝国がイスラム教のオスマン帝国によって滅ぼされると、大聖堂はモスクへと改修されます。十字架は取り除かれ、キリストのモザイク画は漆喰で塗り潰され、メッカの方向にミフラーブが設置され、周囲にはミナレットが建てられました。こうしてアヤソフィアは、イスタンブールで最も格式のあるモスクへと姿を変えました。

f:id:fullofwanderlust:20190607204720j:image

20世紀になり、今度はオスマン帝国が滅亡すると、アヤソフィアは博物館として一般公開されます。モザイク画を覆っていた漆喰は取り除かれ、キリストとイスラムの装飾が混在する現在の姿となりました。

f:id:fullofwanderlust:20190607202423j:image

ブルーモスクはモスク

一方ブルーモスクは、初めからモスクとして建設され、現在もモスクとして使われている建物です。正式名称は「スルタンアフメト・モスク」です。オスマン帝国の時代に、皇帝アフメト1世のために建てられました。

f:id:fullofwanderlust:20190607203347j:image

ブルーモスクは入場無料

ブルーモスクは無料で見学できます。帰りに出口で寄付をすることもできます。

アヤソフィアの入場料は60TLです。ミュージアムパスを使って入ることもできます。ミュージアムパスは、アヤソフィアを含む博物館の共通チケットのことです。値段は185TL。アヤソフィアを含む対象の博物館の窓口で購入できます。トプカプ宮殿や考古学博物館など複数の博物館に行く予定なら、購入を検討してもいいかもしれません。

ブルーモスクは礼拝時間に注意

ブルーモスクでは1日に5回礼拝があり、礼拝中とその前後は中に入れません。礼拝の時間は毎日少しずつ変化します。当日の見学可能時間は、公式サイトから確認できます。午後は礼拝が多いので、観光するなら午前中がおすすめ。日中混雑しやすいブルーモスクですが、午前の早い時間帯であれば空いています。ただし金曜は昼過ぎまで入れないので要注意。

アヤソフィアの開館時間は9:00〜19:00(11-3月は17:00まで)です。博物館なので、礼拝はありません。月曜が定休日と記されているガイドブックが多いですが、基本的には無休です。ただしオフシーズンになると月曜日が定休日になります。月曜定休の時期は決まり次第公式サイトに案内が出るので、行く前に確認してみてください。

ブルーモスクは服装注意

ブルーモスクはイスラム教の施設なので、服装に注意が必要です。女性は髪を隠し、露出を控えめに。

f:id:fullofwanderlust:20190607203443j:image

入り口で、髪を覆うスカーフを無料で借りることができます。レンタルのスカーフは清潔でしたが可愛くはなかったので、気になる人や映えたい人は、自前の物を持っていくといいかもしれません。

肩や脚を露出している人は、入り口で布を借りて、肌を覆います。

f:id:fullofwanderlust:20190607203423j:image

モスクに入る時は靴を脱ぎます。多くのモスクでは脱ぎっ放しですが、ブルーモスクでは靴を持ち歩けるようビニール袋が用意されていました。

アヤソフィアは、服装の決まりはありません。靴を脱ぐ必要もありません。ですがイスラム教徒が多いことを考慮し、激しい露出は控えた方がいいと思います。

アヤソフィアは所要時間が長め

ブルーモスクの見学は、30分から1時間あれば充分です。入り口は、観光客と礼拝者で分かれています。VISITORSと書かれた案内板に従って入り口に進みます。

f:id:fullofwanderlust:20190607203546j:image

中に入ると、ドームの装飾の美しさに目を奪われます。淡いブルーの織りなす繊細な幾何学模様がとても綺麗でした。

f:id:fullofwanderlust:20190607204026j:image

f:id:fullofwanderlust:20190607204001j:image

アヤソフィアはブルーモスクより大きく、2階に上がることができるため、1時間〜1時間半はかかります。入場する際は、入り口で簡単な手荷物検査がありますよ。

一階から見上げたアヤソフィアのドーム。訪れた時は改装中で足場がありましたが、それでも凄い迫力。キリスト教とイスラム教の装飾が混ざり合い、独特な雰囲気を醸し出しています。

f:id:fullofwanderlust:20190607204531j:image

今まで見てきたどのイスラム建築とも、ヨーロッパの教会とも違う荘厳さに圧倒されました。

f:id:fullofwanderlust:20190607205726j:image

この石畳みを登って2階へ上がります。

f:id:fullofwanderlust:20190607204700j:image

2階では、漆喰の下から出てきた鮮やかなモザイク画を見ることができます。現在はイスラム教徒が多数を占めるトルコ。以前はキリスト教徒の地だったという証が、今もこうして残っているのが面白いですね。

f:id:fullofwanderlust:20190607205308j:image

おわりに

アヤソフィアでひとつ残念だったのはオーディオガイド。キリスト教の解説ばかりで飽きてしまい、途中で聴くのを止めてしまいました。本当はもっと、誰が何のために作り、どのように使われ、何が起きたのか、そういったエピソードを期待してたんですけどね。オーディオガイドを借りるには、パスポートや免許証などの身分証を預ける必要があるので、借りたい人は持っていきましょう。