初めてのハワイとして、オアフ島ではなくハワイ島に行ってきました。
目的は、ほぼ確実にマンタが見られるというナイトダイブと、イルカやウミガメに会えるかもしれないというシュノーケリング。
ハワイ島でのダイビング、シュノーケリングで見られた動物たちと、感想です。
早朝のシュノーケリングでイルカ探し
早起きして、朝からドルフィンツアーに参加します。港からボートに乗って、出発。
しかしいくら探しても、イルカは全く現れず。ボートの揺れにつられて、眠ってしまいました。
1時間後、やっとイルカを発見。とりあえず船から海に飛び込んだものの、遠い!
移動中のようで、泳ぎ去っていきます。
友人の奇跡の一枚。
どうやら今回は、イルカ運は無かったようです。イルカが移動中だったのと、追い回したりはしたくなかったので、諦めました。
ウミガメのいるカハルウ・ビーチ・パーク
翌日向かったのは、ウミガメとの遭遇率が高いことで有名な、カハルウ・ビーチ・パーク。
到着したら、まずはシュノーケル・マスク・フィンの3点セットをレンタルしました。
青い車がレンタルショップです。
値段はマスク・シュノーケル・フィンの3点セットが13.5ドル、ライフジャケットが7.5ドル。
レンタルする際には誓約書に署名が必要です。内容は、溺れるなどの事故にあっても店のせいではない、とか器具を破損・紛失したら弁償する、とかそういった内容でした。
ビーチには、キッチンカーと、水の出るシャワーもありました。
カハルウ・ビーチ・パークの浜辺は、砂利と黒い岩で出来ています。足元には要注意。
訪れた日は波が高く、浜から離れ過ぎると危ない感じでした。ライフガードが常に見張っていて、沖に向かって泳いでいる人に注意していました。
波打ち際付近は人が多く、透明度も低いです。
少し離れると、透明度がぐっと上がり、たくさんの魚の群れに囲まれました。
沖縄や東南アジアのビーチに比べて、魚が大きい。
しかし肝心のウミガメは、1時間以上探しても見つからず。一旦浜で休憩しました。
やっぱりそう簡単に見られるものじゃないよな、と思いながら、気を取り直して再び海に入ると、なんとプカプカ浮いているウミガメを発見!
波に流されながらも、岩のコケを食べようと必死です。
すぐそばに、もう1匹いました。
ハワイでは、ウミガメはホヌと呼ばれ、神聖な生き物とされています。触ったり、近づき過ぎてはいけません。
ウミガメのほうも、人から危害を加えられる事はないとわかっているらしく、逃げる様子はありませんでした。
帰りのトロリーバスを逃した!
レンタカーをしていなかったため、カハルウ・ビーチ・パークへはトロリーバスを利用して行きました。
宿泊していたキング・カメハメハ・ホテルから一番近い停留所は、カイルア桟橋(Kailua pier)。
停留所に看板などの目印はなく、ABCストアの真横にある、巨大な木の真ん前に止まりました。
地図でいうと、この辺り。
バス代は1回の乗車につき2ドルとリーズナブル。
オープン・エアなので、ハワイの心地よい風を感じながら景色を楽しめます。
トロリーバスから見たロイヤル・コナ・リゾート。白い建物が青い海によく映えます。
ホテルから25分くらいで、カハルウ・ビーチ・パークに到着しました。
ここまでは順調だったのですが、なんと帰りにバスを逃しました。
なぜ逃したかと言うと、停車時刻より4分早く発車したから。
時間通りには来ないだろうとは思っていましたが、まさか早く来るとは。
ハワイののんびりとした雰囲気に油断してゆっくり支度していたら、バスが来て、行ってしまいました。
仕方がないので、とりあえずホテルに向かって歩きながらタクシーを探したのですが、一台も通らず。
1時間ほど歩いたところで安宿を見つけ、そこで電話を借りてタクシーを呼びました。
結局、車で15分ほどの距離を、1時間半もかけて帰りました。トロリーバスを利用するなら、乗り逃しには要注意。
トロリーバスが来るのは、2時間に一本程度です。
時刻表は、ガイドブックか、インターネットで「コナ トロリーバス」とか「honu express」とか検索すると出てきます。古い情報が多いですが、時刻表は変わっていませんでした。
バスに乗ると、紙の時刻表を貰えました。
ハワイ島でダイビング
今回の旅の最大の目的は、ナイト・ダイブでマンタを見ること。日没後、水中ライトに集まるプランクトンを目当てに、マンタが大量に集まるというもの。
日が暮れる前に、練習に一本潜ります。魚はほとんどいません。
何もいないなとぼんやり泳いでいたら、ガイドが頭上を指さします。
見上げると、マンタ!
まさか日中からマンタに会えると思っていなかった。これはうれしいサプライズです。
近くのビーチパークで休憩していると、何やら人だかりができています。
浜にウミガメがいるようです。
しばらくすると、レンジャーがやってきて、近寄らないよう声掛けをしていました。
日が暮れてきました。
日没後、再び海へ。
潜ったら、光の方向に向かって降りていきます。暗闇に浮かぶ光が幻想的で、まるで水中都市のよう。
海底には、先ほどまで岩陰にいたはずのウニが、大量に発生していました。
光のそばにやって来ました。たくさんのマンタたちが舞っています。
大迫力です。明るすぎて、これはもはやナイト・ダイブではない。
海底でじっとしていると、だんだん体が冷えてきます。エアはまだまだ残っていましたが、そろそろ退場。
ダイバーたちの泡が光に照らされて、綺麗です。
ハワイの気候は最高だった
旅の目的はナイト・ダイブでしたが、印象に残ったのはカハルウビーチパークで出会ったホヌと、昼間のマンタ。やはり偶然の出会いのほうが、感動も大きかったです。
そしてそれよりも感動したのは、ハワイの気候と風。
真夏にもかかわらず、さらっとしていてべとつきません。海を出た後も、歩いているうちに乾いてしまいました。
視界いっぱいに広がる海と空。エアコンがなくても、木陰に入れば風が心地良くて、最高でした。こんなところで暮らしたいなぁ。