【クレタ島②】クノッソス宮殿と考古学博物館の行き方・見どころ

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レシムノを出発し、クレタ島最大の都市イラクリオンにやって来ました。

考古学博物館と、伝説の迷宮「クノッソス宮殿」を訪れます!

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クノッソス宮殿とは?

クノッソス宮殿は、紀元前2000年頃にミノア人達によって造られた宮殿の跡地です。

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ギリシャ神話の舞台としても有名で、牛の頭を持つ怪物ミノタウロスが閉じ込められていた迷宮として登場しています。

元々は架空の存在と思われていたクノッソス宮殿ですが、その後イギリスの考古学者によって発掘され、実在していたことが証明されました。

 

まずは考古学博物館へ

クノッソス宮殿に行く前に、街の中にある考古学博物館で予習することにしました。

考古学博物館は、イラクリオンの中心地にあります。イラクリオン空港からは車で10分ほど。空港から高速バスが出てます。

高速バスKTELのバス停から博物館までは、徒歩10分ほどでした。

赤い柱が印象的な、綺麗な外観です。

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営業時間は8時~20時(冬は15時まで)。

博物館では、クノッソス宮殿との共通チケットが売っています。値段は16ユーロ(3日間有効)。

共通チケットを購入したら、クノッソス宮殿に行くまで失くさないよう気をつけましょう。

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博物館は二階建て。

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1階では、クノッソス宮殿で発掘された壺やアクセサリーを見ることができます。

当時クレタ島で栄えていたのはミノア文明。芸術が盛んで、古代エジプトとの交流もあったようです。

ミノア文明の壺。

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ミノアの品は、海をモチーフとしたデザインが多いです。明るくて開放的な文明だったんでしょうね。今のギリシャのおしゃれなデザインに繋がってる気がします。

装飾品も、おしゃれなものばかりでびっくり。今でも充分通用しそう。

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クノッソス宮殿の模型もありますが、正直これを見ても全然わかりません。

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今は誰も読めなくなってしまった古代文字。

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2階はクノッソス宮殿の壁画(本物)と、クレタ文明以後のアテナイや古代ローマの展示があります。

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意外と規模が大きいので、じっくり見てたら2時間くらいかかりました。

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クノッソス宮殿てどこにあるの?

クノッソス宮殿は、街から少し離れたところにあります。

街中からはバスで1本。乗車時間は30分ほどです。クノッソス宮殿行きに乗り、終点まで乗っていれば着くので簡単です。

バス停の場所がわからないので、考古学博物館の人に聞いてみました。博物館の向かい側の、薬局の前あたりでした。

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この看板が目印。ここでバスを待ちます。

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バスの本数は多いようで、少し待っていたらすぐにやって来ました。

クノッソス行きは2番バス。行き先に「2 KNOSSOS」と書いてあるバスが来たら乗り込み、終点まで乗っていれば到着です。

片道2.5ユーロ。支払いはバスに乗ってからで大丈夫です。

バスの景色がイラクリオンの大都会から、荒涼とした大自然に変わったらあと少し。

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終点でバスを降りたら、クノッソス宮殿までは歩いてすぐ。

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ここが入り口。

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人数が集まれば英語のガイドをつけることもできるみたいです。日本語ガイドはいません。

 

クノッソス宮殿の見どころ

クノッソス宮殿の営業時間は8時~20時(冬は17時まで)。博物館で買ったチケットを見せて、敷地内に入ります。

立ち入り禁止区域が多いので、全体像を把握するのはちょっと難しいです。

観光で見られる主な見どころはこんな感じ。

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歩いていくと、最初に見えてくるのは南門(South Propylaeum)。

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クノッソス宮殿の壁画は全てレプリカだそうで、本物は考古学博物館に保管されていました。

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先に進むと、壁画のレプリカを集めた部屋があります。

有名な牛跳び(Bull-leaping)の壁画。

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牛に向かって思い切り走り、牛の前で踏み込んで、宙返りする大技です。ミノアで実際に行われていたようです。

こっちが博物館にある本物。

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中庭(Central Court)にやって来ました。ここで様々な儀式が行われていたようです。

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階段横には、王座の部屋(Trone Room)がありました。

ギリシャ神話の動物、グリフィンが描かれています。

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反対側には大階段(Grand Staircase)があります。中には入れないので、上から横から覗いてみました。

こうやって見てみると、複雑な造りだったのがなんとなくわかります。

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黒い柱の部屋にやって来ました。

王の間です。王が暮らしてた場所だと考えられています。

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王の間の壁には、ミノア文明のマークになっている両刀斧(ラブリュス)の印が彫られています。ラブリュスは、迷宮“ラビリンス”の語源にもなっているそう。

王の間のすぐそばには、王妃が暮らしていたと考えられている王妃の間(Queen’s Megaron)があります。

イルカの壁画がとっても可愛いです。入り口が閉まっていたので、柵の隙間からなんとか撮影。

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博物館にある本物。発見されたのは壁画のごく一部みたいです。ここからどうやって全貌を推測したのでしょうか。不思議。

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そして1番北にあるのは、赤い牛の壁画と北口(North Entrance)。これぞクノッソス宮殿を象徴する場所です。

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こちらが博物館にある本物。色が全然違いますね。4000年前はどのような色合いだったのでしょうか。気になります。

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クノッソス宮殿は、ほとんどの部屋が立入禁止なのと、長い年月の中で失われた部分が多いのか、いまいち全体像が掴めませんでした。

到着したのは17時でしたが、まだ昼間のように暑かったです。ギリシャの夏は、20時くらいまでは日が沈みません。

日中は日差しが強烈で暑いので、水、日焼け止め、帽子は必須。

ほぼ全ての壁画や建物が逆光になってしまったので、綺麗な写真を撮りたいなら、午前中に訪れた方が良いかもしれません。 

 

帰りのバスは、行きに降りた場所の反対側から出てました。

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20番の港行きのバスで、元いた博物館付近まで戻ります。

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神話と発掘

クレタ島にまつわる神話と発掘について紹介しておきます。

昔、海の神ポセイドンは、クレタ島のミノス王に美しい雄牛を与えます。

王はそれを生贄として捧げる約束をしましたが、次第に手放すのが惜しくなり、こっそり別の牛を生贄にしました。

怒ったポセイドンは、王の妻が怪物を産むよう呪いをかけます。

こうして産まれたのが、体は人間、頭は牛の怪物ミノタウロスです。

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困ったミノス王は迷宮を作り、そこにミノタウロスを閉じ込めます。そしてミノタウロスの食料として、アテネの若い男女を生贄として捧げるようになりました。

その噂を聞きつけ、ミノタウルス退治に乗り出したのが、アテネの英雄テセウス。自ら生贄に志願し、クレタ島にやってきます。

ミノス王の娘アリアドネは、そんなテセウスに恋をします。アリアドネはテセウスに糸玉を渡し、糸を迷宮の入り口から垂らし続け、迷子にならよう助言しました。

テセウスは、迷宮で遭遇したミノタウロスを倒し、入り口から垂らしたアリアドネの糸を辿り、無事に脱出しました。

 

3000年の時を経て、クノッソス宮殿を神話から現実の世界に蘇らせたのは、イギリスの考古学者アーサー・エヴァンズ。

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エヴァンズは、発掘だけでなく遺跡の復元も行いました。

証拠が少ない中、憶測で進めてしまった部分も多く、遺跡をコンクリートで固めるなど、大掛かりに手を加えました。

クノッソス宮殿が世界遺産に登録されないのは、そういった問題があるからかもしれません。

エヴァンズがクノッソス宮殿で発掘したものの中には、線文字A・Bと呼ばれる古代文字の石版もありました。

そのうち線文字Bの解読に成功したのが、マイケル・ヴェントリス。

ヴェントリスは、14歳の時に美術館で偶然出会ったエヴァンズから、クノッソス宮殿の話や、そこで発掘された古代文字が未解読であることを聞き興味を持ちます。

その後、学業や仕事の傍ら、個人的な関心から古代文字を調べ続け、なんと30歳で線文字Bの解読に成功しました。

しかしその4年後、ヴェントリスは亡くなってしまいます。そして線文字Aは、現在も未解読のままだそう。

 

イラクリオンの街

バスで再び街まで戻ってきました。

イラクリオンの街自体は、結構普通の都会です。正直、観光にはあまり向いてません。治安もハニアやレシムノに比べて微妙な感じ。

唯一、旧市街だけはちょっと素敵な雰囲気でした。

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ここで、フローズンヨーグルトのチェーン店chillboxを発見。

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ギリシャと言えばギリシャヨーグルトですが、フローズンヨーグルトも大人気。レシムノにもハニアにもchill box がありました。

美味しい。幸せ。

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続いて、アテネ空港にもある雑貨店Anannesiaを見つけました。ギリシャ神話などをモチーフにした雑貨がめちゃくちゃ可愛いお店です。

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お土産探しをした後はディナーです。

今日もカラマリを食べたかったのですが、シーフードのタベルナが全然見つかりません。

ラムやケバブなどの肉料理の店や、バーばかり。

仕方ないので、バー兼レストランのようなお店に入りました。結構人気店のようでした。

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観光に便利なホテル

イラクリオンの街中には、ハニアやレシムノにあるような可愛いホテルはほとんどありません。

立地と快適さを重要視して選んだのはアクイラ・アトランティス・ホテル(Aquila Atlantis Hotel)。考古学博物館のすぐそばという好立地で、街の中心地にも歩いて行けます。

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都会らしい大型ホテルです。

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選んだお部屋はオーシャンビュー。実際にはハーバービューでした。朝焼けがとても綺麗。

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朝食は、久しぶりにビュッフェです。よくあるコンチネンタルでした。

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レシムノやハニアで泊まったような可愛らしいホテルではありませんが、清潔で快適で、充分満足でした。

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次回は、クレタ島内での移動方法を、写真付きで詳しく解説します。