【ルルツ島】クジラを求めて海へ|タヒチでクジラと泳ぐ旅①

 

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タヒチには、毎年冬になると暖かい海を求めてザトウクジラがやって来ます。クジラはタヒチの海で子供を産み育て、夏になると再び南極へと戻って行きます。

南半球の冬、タヒチの中でも特にクジラに会いやすいと言われるルルツ島で、ホエールスイミングに参加しました。

 

1日目

タヒチの首都パペーテからルルツ島へは、国内線Air Tahitiのプロペラ機で行きます。
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ルルツ島に到着。

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宿泊地 Pention Temaramaの方が迎えに来てくれて、そのまま宿へ向かいます。

ランチはポワソンクリュ。生魚をココナッツミルクとライムと生野菜で和えた、タヒチの名物料理です。ライムの酸味とココナッツミルクが絶妙で、凄く食べ易いです。

結局タヒチ滞在中はポワソンクリュばっかり食べていて、生魚大丈夫かなと思いましたが、お腹壊す事はありませんでした。

午後は宿の周りを散歩。この島は、島の周りを道路がぐるっと一周してますが、めったに車も人も通りません。

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宿の前から空港の方まで歩いてみましたが、途中で飽きて、宿の前の海辺でのんびりしてました。
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沖の方にクジラツアーのボートが見えるなぁと思っていたら、なんと潮が上がりました!

明日への期待が高まります。

夕食は宿の奥さんの手料理。とにかく料理が上手で美味しかったです。
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でもタヒチの人達、凄い量食べるんですよね。だからいつも少なめにしてもらいました。

夜8時、暗くなったら就寝。ルルツの夜は早いです。

 

2日目

明け方、まだ太陽が昇りきってないのに、ニワトリがうるさくて目が覚めました。発狂したのかと思うほど凄い声で叫びます。

ニワトリたちは家畜ではなく、もともと人が飼っていたものが野生化した野良鶏。食べたりはしないそうです。

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ホエール・スイム1回目

朝食を食べたら、さっそくツアーに出発です。

迎えにきた車に乗って港で水着の上からウェットスーツを腰まで着て、シュノーケルセット持ってボートに乗って、島の周りをボートで走りながら、目視でクジラを探します。

しばらくすると、遠くでブローが見えました!

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潮の上がった辺りを目指してボートで進むと、子クジラが大きくジャンプし、全身をひねってそのまま海にダイブしています。

子クジラ、凄くはしゃいでいて、何度も何度もこのブリーチングをしたり、尾を水面に叩きつけてテールスラッピングしてます。

ガイドの合図で皆で水中に飛び込みました。 水中で、親子が見えましたが、少し遠いです。

警戒されているのか、みるみる遠くに行ってしまいました。

水がめちゃくちゃ冷たいです。5ミリのウェットのフルスーツですが、かなり辛いです。

ガイドやタヒチの人たちは3ミリの膝丈ウェット。それでどんどん潜ってくので、信じられません。

一旦船に上がって、ひたすらクジラのブローを探して船を進めます。

しばらくして、水面でクジラの母親の背中を発見。ゆっくり潜水していきます。

しばらく待って、またクジラが上がって来たところでダイブ。でも、水中でクジラを見つける前にいなくなってしまいました。

そんなこんなで船で揺られる事3時間。午前の部が終わりました。

結構大変です。船が揺れるし、水が冷たい。

でも、水面でクジラ見つけると一気にテンションが上がり、水中でクジラを見られた時には寒さも疲れも一気に吹っ飛びました。

ホエール・スイム2回目

 一旦食堂でランチをしてから、再び船に乗って午後のツアーに出発です。

だんだん波が強くなってきて、段々曇ってきて、そのうちすごく寒くなってきて、雨が降り出しました。

あそこにクジラいるよ!行くよ!て言われるんですけど、日本だったら確実に遊泳禁止レベルの波の高さだし、溺れそうなのでパス。

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島の反対側まで来ても、天気が悪すぎて、クジラも全く現れず、今日は戻ることに。

波が高すぎて、船がガッタンガッタンとものすごい揺れます。

どんどん気持ち悪くなって、もう最悪。酔い止めなんか全く効かないレベルの揺れで、史上最強に気持ちが悪くなって、胃液まで吐いても吐き気が止まらず、震えも止まらず、完全に病人です。船酔いの恐ろしさを思い知りました。

 

3日目

結局昨日は雨が一晩中止まなくて、今朝もまだ天気万全じゃないし、私も休養中。
本当は午前中もツアーを申し込んであったけれどまだ具合悪くて、午前は参加しない事にしました。

代わりに宿のベランダで、紅茶と奥さんのケーキを食べながら半日読書。

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こういう時間、日常だとなかなか作れないんですよね。作ろうとしてないだけかもしれないけど。こういうのが一番贅沢に感じます。

そうしているうちに、だんだん天気が良くなってきて、完全に太陽が出ました。

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ホエール・スイム3回目

元気になったので、午後は迎えの車に意気込んで乗り込んで、港で着替えてボートへ。波も穏やかです。午前中のぶんも取り返そう。

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しかし今日は、なかなかブローに出会えません。
島の反対側まで来たところで、急にボートのエンジンが止まりました。船の人達が、慌ただしく現地語で会話しています。
彼らの言葉が全くわからない私でも、どうやら船が故障したらしいという事はわかりました。

しばらくすると岸から迎えの船がやって来て、船長がボートの錨を切って、迎えの船に岸まで引っ張っていってもらいました。

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結局ブローすら見る事もなく、今日はおしまい。島の反対側から車で宿まで送ってもらいました。

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4日目

朝からTareparepa baleinesのママが宿に来て、残念なお知らせを受けました。

未だボートが壊れているため今日の午前中はツアーに出られない事、他の会社も見つからなかったので一回分の料金を返金する事、午後は他の会社を手配する事を説明されました。

結局申し込んだ6回のうち、1回は自らキャンセル、1回は会社都合でキャンセル。あとは今日の午後でおしまい。

でもまぁ、なるようになれば良いかなって気分でした。夜8時に真っ暗になって、朝6時前には鶏の声で自然と起きるここの生活が、そんな気持ちにさせてくれました。

平和で、静かで、自然が豊かで、皆リラックスしていて。とても穏やかな気持ちになれる島です。

宿の人は物静かで親切だし、Tareparepa baleinesの人たちも皆優しくて良い人ばかり。

ほんの短い間だけだったけど、初日にしっかりクジラ親子を観れたし、気持ちは充実してました。

ルルツ島半日ツアー

午前中、する事がなくなってしまったので、宿の人にお願いして、車で島を一周してもらいました。

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海が綺麗だなぁ。

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車を降りて、洞窟へ。

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美しいビーチを見つけました。

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イランイラン。タヒチは素敵な花がたくさんあります。

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タヒチといえばティアレ。良い香りです。

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ホエール・スイム4回目

午後。別の会社の人が迎えに来て、最後のツアーに向かいます。

晴天、波無し。コンディションは最高です。でも、過度に期待し過ぎるのはやめて、最後の日を楽しむ事にしました。

と思っていたらクジラです!一昨日の親子でしょうか。すぐにフィンとマスクをつけて水に飛び込みます。

今日のクジラ親子、リラックスしていて、全然逃げません。

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クジラの赤ちゃん、まだ泳ぎ方がぎこちないながらも、へこへこってこちらに向かってきます。

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下を泳いでるお母さんは、たまに赤ちゃんを水面へ押し上げて、呼吸を助けています。とっても微笑ましい。

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そのうちクジラが海の深いところに消えて、見えなくなりました。クジラの後を、たくさんの魚が追いかけていきます。とても綺麗で、幻想的。

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ボートの上でしばらく待っていると、少し離れたところにまた親子が現れました。

それにしても透明度の高い海。かなり深いところにいるはずなのに、目の悪い私でも海底が見えます。

そして快晴にもかかわらず、水がめちゃくちゃ冷たい。クジラ親子に沿って30分ほど泳いでいましたが、もうそろそろ限界。

こんなに近くでずっと一緒にいられてもう大満足です。まだクジラはいたけれど、今日は戻ることにしました。

帰りがけ、ガイドが釣りをしたらアジが釣れてました。

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みるみる色が変わっていきました。

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夜、宿にTareparepa baleinesの娘さんがやってきました。クジラをちゃんと見せてあげられなかったから、よく撮れた写真と動画をいくつか持って来た、日本に帰って観てね!失くさないでね!とUSBをくれました。

ありがとう。

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明日はモーレア島に移動します。