オイルマネーで潤うアブダビ。シェイク・ザイード・グランド・モスク、ルーヴル・アブダビ、カスル・アル・ワタンといった豪華絢爛な建物を次々と建設し、世界中の観光客を驚かせています。
そんなアブダビを訪れたのは2014年。ルーヴル・アブダビもカスル・アル・ワタンも、まだ建設中でした。
アブダビにある少しマイナーな観光地を紹介します。
マナラット・アル・サディヤット
まず訪れたのは、マナラット・アル・サディヤット(Manarat Al Saadiyat)。サディャット島にあるビジターズ・センターです。
幸福の島を意味するサディヤット島は、アブダビに隣接する島です。芸術とリゾートの地として開発が進んでいて、2017年には、島内にルーブル美術館の別館「ルーブル・アブダビ」がオープンしました。
アブダビのホテルからマナラ・アル・サディャットまでは、タクシーで30分くらいで到着。
エントランスには髭の生えたモナリザがいました。
上部の文字Today will endは、芸術作品のオマージュ。本家は文字がライトになっていて、夜に灯るこの文字を見て、今日が終わってしまうことを実感する、という趣旨の作品だそう。
施設の中は、芸術作品やサディャット島に建設予定の施設の模型があります。
ルーブル・アブダビ。この時はまだ建設中でした。
ノーマン・フォスターのザイード国立博物館。オープンは2021年予定。
フランク・ゲイリーのグッゲンハイム・アブダビ。完成は2023年頃だそう。
オープンが実現すれば、世界で最も大きなグッゲンハイム美術館になります。
海に浮かぶのはザハ・ハディドのアブダビ・パフォーミング・センター。完成は未定。
サーディヤト・ビーチ
さて、ここからの移動はどうしたらよいでしょうか。
ビジターセンターの前で気長に待っていたら、タクシーが通りかかったので慌てて乗り込みました。
サディャット島は、リゾートとしても開発中。さっそくビーチへ向かいます。
途中、建設中のルーブル美術館が見えました。
さらに謎の建築物も発見。
上海万博の、UAEのパビリオンでした。こちらもノーマン・フォスター設計です。
サーディヤト・ビーチに到着。入場料として2000円ほどかかりました。
ずっと遠くには、ルーブル・アブダビが見えます。
12月のドバイは、朝と夜が少し冷えて、日中が少し暑い程度。海に入るには少し厳しい気候ですが、とりあえず泳いでみました。
水が冷たい。
思う存分遊んだ後は、シャワーを浴びて、アブダビの中心地に戻ります。ビーチに設置されいるシャワーは、簡易ながらも清潔でした。さすがアブダビ。
ビーチを出ると、目の前に偶然タクシーが停まりお客さんを降ろしました。
そのまま乗り込み、アブダビの街へ戻ります。
ノーマン・フォスターのWTCモール
ランチの後は、建築好きの友人に連れられて、ワールド・トレード・センター・モール(World Trade Center Mall)通称WTCモールにやって来ました。
こちらもノーマン・フォスター設計だそう。
さっそく内部を散策。
モール自体は小規模で、ローカルの富裕層向け。買い物目的なら、ドバイモールの方が楽しめるかもしれません。
モールのメキシカン・レストランで夕食を済ませ、タクシーを拾ってホテルに帰りました。
UAE旅行記