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オスマンの最高傑作!「スレイマニエ・モスク」の行き方、見どころ、所要時間

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イスタンブールのモスクといえばブルーモスクが有名ですが、穴場スポットとしておすすめなのが「スレイマニエ・モスク」。帝国史上最も偉大な皇帝のために建てられたモスクは、イスタンブールに数あるモスクの中でも特別大きく美しいです。丘の上に建つモスクから見えるイスタンブールの街並みは絶景ですよ!実際に駅から歩いて行ってきたので、スレイマニエ・モスクの行き方、見どころ、所要時間を紹介します。

 

 

スレイマニエ・モスクとは

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スレイマニエ・モスクは、オスマン帝国の皇帝スレイマンのために建てられた巨大なモスクです。

現在のトルコ共和国ができる前、イスタンブールやアナトリアはオスマン帝国の領土でした。オスマン帝国は第一世界大戦で滅亡するまで600年以上も続いた歴史の長い国です。オスマン帝国で最も偉大な皇帝とされるのが第10代皇帝スレイマン。オスマン帝国を現在のイエメンからエジプト、モロッコ、そしてウクライナ、ハンガリーまでを国土とする大帝国に導きました。スレイマンの率いるオスマン軍は強く、ヨーロッパ諸国やキリスト教国家の脅威となっていました。

 

行き方

トラムヴァイT1路線「ベヤズィット(Beyazıt)駅」→(徒歩15分)スレイマニエ・モスク着

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スレイマニエ・モスクは他の観光地から少し離れた場所にあり、交通の便があまり良くないです。行き方は色々ありますが、公共交通機関を使うならトラムがおすすめ。最寄り駅「ベヤズィット駅」から徒歩15分です。午前中から夕方までなら治安の心配もなく歩けます。

イスタンブールのトラム「トラムヴァイ」は、イスタンブールの観光に便利な路面電車です。改札向かいの券売機でチケットを買い、改札を通りホームで待ち、目的地の方向に向かうトラムが来たら乗り込みます。

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トラムの本数は多く、ホームで待っていれば数分~15分に一本程度の間隔でやって来ます。

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「ベヤズィット駅」に到着したら、グランドバザールの脇をひたすら直進します(地図①)。偽ブランドショップの並ぶ通りには客引きがたくさんいますが、強引に呼び込みをされることはありません。観光客もたくさんいるので同行者とはぐれないように注意しましょう。グランドバザールの脇道を抜けると小さい店が並ぶ普通の道に出るので、そこもひたすら直進します。道が徐々に下り坂になり交差点までやって来たらあと少しです。

交差点に出たら左折します(地図②)。左折地点にはスレイマニエ・ハマムの看板がありました。

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ここからは上り坂です。細い道を少し歩けばすぐに到着です。

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スレイマニエ・モスクの見どころ

モスクからの眺めは絶景!

敷地に入るとまず目に飛び込んで来るのは巨大なスレイマニエ・モスク。かなり引かないとカメラに収まりません。モスクの前は芝生になっていて、のどかな雰囲気が良い感じ。

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ここでのんびりしていると、あの騒がしいグランドバザールが側にあることを忘れてしまいます。

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そして何より素晴らしいのはこの眺め。イスタンブールの街並み、白いモスク、緑の芝生、青い海のコントラストがたまりません!

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ヨーロッパとアジアを隔てるボスポラス海峡、新市街と旧市街を隔てる金角湾、そこを行き交う様々な船と、新市街のシンボル「ガラタ塔」を一度に見ることができますよ。このような景色は、トプカプ宮殿からも見ることができますが、こちらからの方がずっと綺麗に見えました。

美しいモスク内部

モスクの入場料は無料。中に入ると中庭があります。

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中庭には礼拝堂の入り口があるので、そこで靴を脱ぎ髪を覆い中に入ります。スカーフを持参していなくても、入り口で無料で借りる事ができます。靴を入れる袋はないので、置きっ放しが不安な人はビニール袋を持っていくと良いです。

礼拝堂の内部はとても静か。観光客が少なく、モスクや景色をゆっくりと堪能できます。

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ブルーモスクのような騒がしさがなく、心が安らぎます。内部の幾何学模様も鮮やかで美しい。

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スレイマン皇帝の眠る霊廟と墓地

礼拝堂を出てモスクに沿って歩いていくと、墓地の入り口があります。

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ここにはスレイマン皇帝とその寵妃ヒッュレム・スルタンの眠る霊廟もあります。

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敷地外にある海側の細い通りには、このモスクを建てたミマール・スィナンの墓もあります。時間があれば行ってみてください。

 

皇帝に愛された寵妃ヒュッレム

スルタン・スレイマンの霊廟と並ぶように建つのはヒュッレム・スルタンの霊廟。ヒュッレムは、スレイマンから特別な寵愛を受け、奴隷から妃にまで上り詰めた女性です。オスマン帝国の皇帝といえば、誰とも結婚せずにハレムの愛人とたくさんの子供を持つのが普通。オスマン帝国の歴史の中では、ヒュッレムは異例の存在です。

ヒュッレムは元々ロシア出身のキリスト教徒でしたが、誘拐されオスマン帝国の奴隷になります。ハレムに入れられたヒュッレムは、皇帝からとても愛され、奴隷としての身分を解放されます。更に皇帝と正式に結婚し、皇帝と共にプカプ宮殿で暮らし、たくさんの子供に恵まれました。

ハレムやトプカプ宮殿についてはこちらで詳しく紹介しています。

 

偉大な建築家ミマール・スィナン

スレイマニエ・モスクを建てたのはミマール・スィナン。トルコでは超有名な建築家です。

スィナンも元々イスラム教徒ではありませんでしたが、徴兵されイスラム教に改宗しました。戦地で防壁、橋、船などの建造に携わると、その腕を見込まれオスマン帝国直属の建築家になります。スレイマニエ・モスクは、時の皇帝スレイマンの命によりスィナンが建てたモスクです。長生きしたスィナンは3人の皇帝に仕え、数々の作品をこの世に残しました。

アヤソフィアの側にある、イスタンブールで1番人気の高級ハマム「ハセキ・ヒュッレム・スルタン・ハマム」。実はここも、寵愛ヒュッレムの命により、スィナンが作った建物です。

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所要時間

丘からの景色を楽しみ、礼拝堂の内部をじっくり見て、墓地を散策すると30分~1時間ほどかかります。見どころが多い分、ブルーモスクよりも長めにみた方がいいです。

礼拝中はモスク内部に入る事ができないので要注意。礼拝の時間は日毎に変わり、これは他のモスクも共通です。事前にガイドブックやインターネットで調べておくと観光の計画を立てやすいと思います。

 

おわりに

スレイマニエ・モスクはイスタンブールの中心地から少し離れていますが、時間があるならぜひ行きたい穴場モスクです。個人的にはブルーモスクよりこちらの方がおすすめ。イスタンブールの騒音から離れ、モスクでのゆったりとした時間を楽しんでみてください!