ベストシーズンを迎えたタンザニアのンドゥトゥ。
昨日はヌーの大群に、チーターのハンティングを目撃することができました。今日はどんな出会いがあるでしょうか。
午後は、タンザニアで最も有名な国立公園セレンゲティに移動します。
可愛すぎる!ライオンの親子
早起きしました。
宿の人が、コーヒーとビスケットを持ってきてくれました。
爽やかな朝。
今日は、ンドゥトゥをドライブしながらセレンゲティに向かいます。
朝からジャッカルに会いました。写真に撮れたのは背中だけ。
ヌーの群れが車の前を横切っていきます。
しばらく走ると、茂みのそばにサファリカーが集まっています。
ライオンの親子です!
お母さんライオンが、水を飲みにサファリカーの真ん前まで出てきました。
子供は全部で3匹。まだ生まれてほんの1、2ヶ月でしょうか。
子供達はとてもおてんば。お母さんの目を盗んでは茂みから出て、じゃれあって、どろどろになってしまいます。
お母さんが舐めて綺麗にしてあげていると、その隙に別の子が逃げ出してしまいます。
よちよち歩きが可愛いくて、いつまで見ていても飽きません。
セレンゲティへドライブ
森を抜けました。ヌーの群れと、ハゲワシの中を進みます。
爽やかな天気。最高のドライブ。
このゲートから先はセレンゲティ国立公園です。
ゲートで出会った小さな動物たち
セレンゲティの玄関口、ナービ・ヒル・ゲートに到着しました。ここで入園料を支払います。
ガイドが手続きを済ませている間に、少しお散歩。
岩場を登ると、セレンゲティを一望できます。
セレンゲティとは、果てしない平原の意味。大平原を突っ切る道は、今まで走って来た道です。
岩の上で、綺麗なトカゲが日光浴をしていました。
レインボーアガマの雄です。おもちゃみたいで可愛い。
岩場を降りて、ランチタイム。
たくさんの観光客のおこぼれを狙い、小さな動物たちが集まっていました。
ゾウの骨の上に止まっているのはムクドリ。さすがアフリカ。ムクドリまでカラフルです。
絶景!サバンナとヌーの大群
セレンゲティに向かう道中。
どこまでも続く大平原を、ヌーの群れが埋め尽くします。
春先、ヌーは緑豊かなセレンゲティ南部で子供を産みます。
その後徐々に北上し、子供がある程度大きく強くなった8月頃、ケニアとの国境付近にあるマラ川を渡ります。
マラ川でヌーを待ちかまえているのは巨大なワニ。顎の力が地球上最も強い動物です。ヌーの川渡りは、命がけ。
マラ川を越える事のできたヌーは、しばらくマサイマラで過ごした後、秋の終わり頃に再び南下し、セレンゲティに戻ってきます。
このヌーの群れと共に大移動するのはシマウマ。
ヌーとシマウマは共に行動し、群れの数を増やす事で、少しでも早く危険を察知し、襲われる確率を減らしています。
これに続くのは、ハゲワシやハイエナ。群れについて行けずに脱落したヌーたちを狙っています。
木の上にヒョウを発見
セレンゲティの中央部に近づくと、ヌーもシマウマも見かけなくなりました。
季節ごとに住処を変えるヌーたちは、今はここにはいないのです。
あれほどの大群がいなくなったセレンゲティは空っぽに感じてしまいます。果てしなく続く、空っぽの平原。
さらに走り続け、コピエと呼ばれる巨大な岩山のあるエリアを通過すると、木々が現れました。
目の良いガイドが、木の上のヒョウを発見。
双眼鏡で見てみると、たしかにヒョウがいます。
お母さんはお昼寝中。子供は枝を登って遊んでいましたが、そのうちお母さんのそばで寝てしまいました。
セレンゲティは国立公園なので、決められた道以外を走ることはできません。ヒョウは双眼鏡を使わないと見えないほど遠くにいるのですが、これ以上は近づけません。
緑豊かなセレンゲティの中心部、セロネラに入りました。
キリンがたくさんいます。
茂みに入るといつも現れるインパラ。
インパラとガゼルは似ていますが、ガゼルは平原、インパラは林にいます。インパラの方が少し大きい。
プール付き!絶景ロッジ
夕方、今日のロッジに到着。
セレンゲティ国立公園の中央部セロネラにあるクブクブ・テンデット・ロッジ(Kubu Kubu Tented Lodge) です。
2016年にオープンしたばかり。
ロビーは吹き抜けです。
バルコニー兼レストランからは、セロネラの素晴らしい景色が一望できます。
Wi-Fiは一応ありますが、絶望的に使えません。
部屋は1棟ごとに分かれていて、厚手のテント地で作られています。
部屋からの眺めも最高。
ベランダに座って双眼鏡を覗くと、シマウマやインパラ、バッファローが見えました。
ヌーの群れがセロネラにやって来たら、どんな感じなんだろう。部屋からあのヌーの大群を眺める事ができたら、もの凄い思い出になりそう。
洗面とトイレは部屋の中にありますが、シャワーは外についています。洗面室にはバスタオルやフェイスタオルが完備されていました。
開放感のあるシャワールーム。背伸びをすると、少しだけ外を見る事ができます。
シャワーはお湯が出ます。トイレは水洗式で清潔でした。
夜になると、ライオンから逃れるためにバッファローがロッジの周りにやって来るそう。
日暮れ以降は、夕食以外は出歩かないようにしました。ロッジからレストランに行く時は、必ずロッジの人が同行してくれました。
タンザニア旅行記