アフリカでたくさんの動物を見たい。できればライオンも、チーターも、ヒョウも!という人におすすめなのが、タンザニアのセレンゲティ国立公園。
シマウマやキリンは当たり前。ゾウに囲まれ、滅多に見られないヒョウにも会えて、大満足でした。
セレンゲティの朝
サファリ5日目。宿泊しているのはセレンゲティの真ん中にあるクブクブ・テンデット・ロッジ。
日の出を見たくて早起きしました。
素晴らしい景色と一緒に、のんびりと朝を迎えられて幸せ。
朝食の後は、さっそくドライブに出発。
ロッジの側にはインパラがたくさん。
それにしても、今日は暑い。アフリカに来てから、初めてTシャツ一枚でも厳しい暑さです。
カバがいました。歩く姿を見たのは、これが初めて。
水辺にいたワニ。初めて見た野生のワニは、小さくて可愛い子ワニです。
キリンもたくさん見られました。
不思議な形の土の山は、蟻塚。
ビジターズ・センターと可愛いハイラックス
セレンゲティのビジターズ・センターにやって来ました。
ここではコピエの周りを歩きながら、セレンゲティの自然やマサイに関する展示を見る事ができます。
ヌーの大移動についての説明がありました。
2月頃、ヌーはセレンゲティ南部で子供を産みます。
その後徐々に北上し、7月頃までセレンゲティの中心部セロネラで過ごします。
子供がある程度大きくなった8月には、川を渡りマサイマラに移動します。
9月、ヌーのいなくなったセレンゲティは、人の手により野焼きされます。
11月頃になると、ヌーの群れがセレンゲティに帰ってきます。そして再び南を目指します。
ヌーの群れと共に行動するのはシマウマ。頭が良く道を覚えているので、大移動の先導役です。
ただしワニのいる川を渡る時には、ヌーを先に行かせるのだとか。
ビジターセンターの階段に、小さな動物が寝ています。
野生のハイラックスです。こう見えてゾウに近い種です。
ライオンなどの肉食獣から逃れるために、ここ住んでいるそう。人間の事を全く怖がらず、日向でごろごろしている姿がめちゃくちゃ可愛い。
セレンゲティの歴史や、人との関わりについての展示もありました。
今度こそヒョウに遭遇!
ゲームドライブ再開。
セロネラ中央部の滑走路にやって来ました。ちょうどセスナがいます。
ガイドが木の上にいるライオンを発見。
見たかった木登りライオン、ちょっと遠いですが、見れただけでも満足。
木の上は、見晴らしが良いため獲物を探しやすく、ハエがいなくて快適なんだとか。
サファリカーが大渋滞しています。どうやら木の上にヒョウがいるようです。
昨日よりずっと近いです。
突然ヒョウが木から飛び降りて、こちらに向かってきました。どうやら、大好物のインパラがいるようです。
サファリカーの間をすり抜けると、草原に向かって走り出しました。
しばらくすると、また戻ってきました。インパラは逃げてしまったのでしょう。
静かに水を飲むと、同じ木の上に戻っていきました。
夜行性のヒョウを見るのは相当難しいと覚悟していましたが、こんなに近くで見る事ができて、本当にラッキーでした!
ゾウの群れに遭遇
そろそろロッジに戻ります。
半分水没した道沿いで、カバが睨みをきかせています。
刺激しないよう、静かに通り過ぎました。
ロッジに戻る道中、ゾウの大群に遭遇しました。360度、見渡すかぎりゾウ、ゾウ、ゾウ。
可愛い親子もいました。
ロッジにもどってきました。ここで一旦ランチ休憩。
アイスクリーム付きです。
今日は暑くて、最高のプール日和。
残念ながら時間がないので、プールサイドから景色だけ堪能しました。午後は再びドライブです。
カバのプール
ワシが小鳥をむしっています。
ワニを見つけました。今度こそ大ワニ。
車が川に落ちたらおしまいだな。
カバのプールにやってきました。
ここはピクニックサイトになっていて、車から降りる事ができます。
今日はとても暑いので、水の中が最高に気持ち良さそう。
今日のゲームドライブはこれでおしまい。
帰り道、可愛いカメが道を歩いてきました。車に轢かれないように気をつけてね。
セレンゲティ最後の夜。いつもより、ゆっくりとディナーを楽しみます。
ディナーは、観光客が多い日はビュッフェ、少ない日はコースでした。
夜は一晩中続くハイエナの笑い声を聞きながら眠りました。
タンザニア旅行記