トプカプ宮殿まとめ|見どころ、入場料、ハレムの歴史、所要時間を徹底解説

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イスタンブールのトプカプ宮殿に行ってきました!ここ、イスタンブールの中でも特に人気の高い観光地で、結構混雑するんですよね。

トプカプ宮殿の見どころや歴史、アクセス、チケットの買い方や所要時間について解説します。

 

 

 

トプカプ宮殿とは

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トプカプ宮殿は、オスマン帝国の皇帝が住んでいた宮殿です。

宮殿内には煌びやかな財宝が納められ、ヨーロッパ中から集められた美しい女性たちが暮らしていました。

オスマン帝国は、今のトルコ共和国ができるまでイスタンブールを支配していたイスラム教の国です。何度もヨーロッパに攻め込み、領土争いを繰り広げました。

1番強かった時代には、現在のハンガリーやギリシャ、ウクライナ、エジプトまで支配する大帝国だったそう。

第一次世界大戦が終わると、オスマン帝国は滅びます。トプカプ宮殿は、トルコ共和国の初代大統領によって一般公開されるようになりました。

 

行き方

トプカプ宮殿があるのはイスタンブールの旧市街。観光名所が密集するエリアにあります。

アヤソフィアからは歩いてすぐ、ブルーモスクからは歩いて10分ほど。

トラムでの最寄駅はT1の「Sultanahmet」駅か「Gülhane」駅です。どちらからでも歩いて5分くらいで着きます。

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入り口

トプカプ宮殿の入り口は、アヤソフィア側にある「帝王の門」です。

帝王の門から入り、「挨拶の門」まで歩いていくと、チケット売り場が現れます。

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この堂々とした入り口が帝王の門。ここは無料で通過できます。

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「帝王の門」をくぐり真っ直ぐ歩いていくと、三角屋根が特徴の「挨拶の門」が現れます。

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「挨拶の門」より先は有料です。門の前のチケット売り場でチケットを購入します。

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入場料

入場料はこちら。ハレムは別料金になっています。ミュージアムパスを使って入場することもできます。

トプカプ宮殿 ハレム ミュージアムパス
60TL 35TL 185TL

〈※2019年6月時点 〉

ミュージアムパスは、トプカプ宮殿、ハレム、アヤソフィアなどの共通チケットです。

トプカプ宮殿や、それ以外の博物館の窓口で購入できます。トプカプ宮殿、ハレム、アヤソフィアに加えあと1つ別の博物館に入れば元が取れます。

訪れた時はまだ125TLでしたが、その後185TLに値上がりしたようです。

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有効期限は5日間。一度どこかのミュージアムで買ってしまえば、後はチケット購入の列に並ばずに入場できます。

トプカプ宮殿のチケット売り場は混みやすいので、ミュージアムパスを利用するなら前日までに別のミュージアムで購入しておくと良いかもしれません。

※対象のミュージアム一覧

トプカプ宮殿、ハレム、アヤソフィア、考古学博物館、アギヤ・イリニ聖堂、トルコ・イスラム美術館、モザイク博物館、イスラム科学技術博物館、カーリエ博物館、ガラタメヴラーリ博物館、フェトヒイェ博物館、ルメリ・ヒサル博物館、ユルドゥズ宮殿 (※入場できるのは各1回ずつ)

 

オーディオガイドは必須

チケットを購入したら、「挨拶の門」から入場します。その際に簡単な手荷物検査がありました。

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門を通過すると、オーディオガイドの貸し出し所があります。

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トプカプ宮殿には、案内板や説明書きがほとんどありません。

一体この部屋は何のために建てられたのか?ここで一体何が行われていたのか?それを知りたければオーディオガイドは必須。あるのとないのでは、面白さが全然違います。

オーディオガイドを借りるには、パスポートなどの身分証をデポジットとして預ける必要があるので忘れずに!コピーは不可でした。

レンタル料: 30TL(ハレムの解説なしは20TL)

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営業時間・休館日

夏季

9:00~19:00(ハレムは18:30。チケット販売は18:00まで。)

冬季

9:00~17:00(ハレムは16:30。チケット販売は16:00まで。)

定休 火曜日

※夏季は4〜9月、冬季は10〜3月(2019年6月時点。最新情報は公式サイトで確認してください) 。

 

トプカプ宮殿は混む!

トプカプ宮殿はかなり混みます。

時期によっては、チケットを買うだけで2時間待ちのような悲惨な混み方をします。

できれば開館と同時に入れると良いです。朝は比較的空いてました。

訪れたのは、9月の平日の朝9時半頃。チケット売り場はまだ全然並んでいません。

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昼過ぎ。チケット売り場から続く行列が、カフェの横まで伸びていました。8月に比べれば、これでもまだ良い方でしょう。

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宮殿の見取り図

挨拶の門を抜けた先には、最大の見どころ「ハレム」の入り口があります。更に奥にある幸福の門を抜けると、宝物館や聖遺物館、レストランのある第四の庭へと続いています。

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特に混むのはハレムと宝物館。午前中の早い時間帯に、先にこの2つを見てしまうのがおすすめです。

 

所用時間は3時間程度

トプカプ宮殿はかなり広く、一回の訪問で全てを見るのは結構厳しいです。

特にハレムは見どころが多く、オーディオガイドを聴きながら歩いていると、それだけで1時間くらいかかりました。

その後も敷地内を2時間くらい歩いていたら、人混みに疲れて、集中力も切れてしまいました。あまり無理せずに、観たいエリアから優先的に見ると良いと思います。

 

“禁じられた場所” ハレム

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“禁じられた場所”の意味をもつハレム。ハーレムの語源にもなっています。

ここには、皇帝に捧げられた大勢の女性たちが暮らしていました。

彼女たちは、ヨーロッパ各地から連れてこられた奴隷でした。イスラムの法では、イスラム教徒を奴隷にすることができないため、女性達はキリスト教徒などの異教徒ばかりだったそう。

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オスマン帝国の皇帝は誰とも結婚せず、ハレムに暮らすたくさんの女性たちと子供を作りました。

そして皇帝が亡くなると、子供たちの中から次の皇帝が選ばれ、残りの子供は殺されてしまいます。

ハレムの女性達は奴隷という身分ながら、自分の子供を皇帝にすることができれば、その母として政治を操ることも可能でした。

ハレムでは、皇帝の愛を勝ち取り、自分の子を皇帝にするための血生臭い争いが絶えませんでした。

ハレム内の見取り図

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観光客が訪れることができるのはピンク色の部分のみでした。

過去に起きた火災でかなりの損傷を受けたこともあり、敷地のほとんどが修復中のよう。

 

黒人宦官の部屋

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ここはエジプトから連れてこられた男性の奴隷達の部屋です。去勢され、ハレムの女性たちの世話を任されていました。

ハレムに入ることが許される男性は、皇帝、皇子、そして宦官だけだったそう。

通路には暗くて小さい部屋が並んでいて、なんだか寂しい場所でした。

 

母后の部屋

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皇帝の母親が住んでいた部屋です。

ハレムには階級制度があり、1番権力を持っていたのが皇帝の母である母后でした。奴隷であることには変わりありませんが、皇帝である息子の裏で、うまく政治を操っていたようです。

 

皇帝の間

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ハレムで最も大きく煌びやかな部屋です。

皇帝は、ここで家族や女性たちと面会していたそう。

 

ムラト三世の部屋

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トルコで最も有名な建築家ミマール・スィナンによって作られた部屋です。

スィナンは元々キリスト教徒だったのですが、徴兵され、オスマン軍として戦場に送られました。戦場で建築担当として働いたスィナンは、屈強な橋や塀をあっと間に作り上げる腕前が見込まれ、その後オスマン帝国直属の建築家に抜擢されました。

現在も、トルコ各地にスィナンの作品が数え切れないほど残されていますよ。

 

皇子の部屋

皇帝の息子達が幽閉されていた場所です。

オスマン帝国では兄弟殺しが認められていて、次の皇帝が決まると他の息子たちは殺されてしまいました。

時代が進むにつれ兄弟殺しは無くなりますが、代わりに皇子の部屋に幽閉されるようになります。

黄金の鳥籠とも呼ばれた狭い部屋での幽閉生活で、気が触れてしまう皇子も少なくなかったとか。とある皇帝は、通行人に矢を放って遊んだり、ある日突然ハレムの女性達や宦官を生きたまま袋詰めにして海に沈めたりと、かなりの奇行が見られたそう。

 

寵姫たちの部屋

1番最後の区画には、広々とした中庭があります。その横にあるのが、皇帝のお気に入りの女性たちが暮らしていた寵姫たちの部屋。

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煌びやかなのに、どこか薄暗く閉鎖的。なんとも言えない気持ちになりました。身寄りもなく、外に出ることも許されず、一生ここで暮らしていくなんて、本当に息が詰まりそう。

 

ハレム以外の見どころ

第二の庭

ハレムの入り口のある第二の庭は、政治や行事が行われた場所です。

中央にそびえ立つのは正義の塔。その下にあるのは会議の間です。ここで大臣達による会議が行われていました。

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皇帝はこの会議には参加せず、部屋の奥にある窓から様子を伺っていたそう。

オスマン帝国の皇帝は、600年という歴史の中で、だんだん部下や母親に政治を任せきりにしてしまいます。

しかし彼らは国外政策よりも、内部の権力争いで精一杯。これがオスマン帝国衰退の原因のひとつになったと考えられているみたい。

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第二の庭の1番奥にあるのは幸福の門です。

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これより先は、皇帝のプライベートな空間です。

 

第三の庭

幸福の門の真裏にあるのは謁見の間。海外の大使が皇帝に謁見した場所です。

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第三の庭の真ん中にあるのは図書館。王室の人のために、コーランや神学などの学術書が3000冊以上収められていたそう。

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比較的新しい建物だからか、明るくて繊細で色使いがおしゃれですね。

図書館の右側にあるのは宝物館。オスマン帝国の贅を尽くした装飾品や、エメラルドに彩られた美しい品々、そして86カラットの眩いダイヤモンドを見ることができます。

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オスマン帝国は、歴史上侵略や略奪をほとんど受けることがなかったため、財宝のほとんどが今もイスタンブールの地に残っているのだとか。

訪れた時は改装中で、中に入れず。悔しい。

宝物館の向かいにある聖遺物館は、オスマン帝国に伝わる聖遺物がある場所です。

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展示されていたのはセリム1世がメッカを征服した時に持ち帰った預言者ムハンマドの足型、モーゼの杖、聖ヨハネの腕など。

それ本当に本物?と疑いたくなるものばかりでしたが、中はすごい人混みで、まるで日曜日の美術館状態。展示物になかなか近づけません。

内部は撮影禁止でした。

 

第四の庭

第四の庭は、皇帝やその家族にとって更にプライベートなエリアです。庭にはキョシュクと呼ばれる小さな建物がたくさんありました。

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キョシュクは、ペルシャやインドの庭園なんかで見られる小さな建物のことで、キオスクの語源なんだとか。

ここからは、金角湾とボスポラス海峡がよく見えます。いい感じ。

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カフェ「コンヤル」

第四の庭の一番奥にあるのはトルコ料理レストラン「コンヤル(Konyali )」。

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お値段は高めです。

ガラス張りで室内なので、ここでランチにして涼もうとしたら、既に予約客で満席でした。

レストランの隣にはカフェテリア的なものもあります。こちらも味の割にはお値段高め。

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カフェテリアの席は残念ながら全て屋外ですが、景色はなかなか良い感じ。

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ボスポラス海峡を行き交う船を眺めながら、ジェラートを頂きました。

観光中に、ひと息つくにはちょうど良かったかな。高いけど。

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ギフトショップ

チケット売り場の横にはギフトショップがあります。

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ただ、いまいちこれといって欲しいものがありませんでした。

トプカプ宮殿の素敵なデザインを使って、おしゃれなグッズなんていくらでも作れそうなのに。もうちょっと頑張って欲しい!

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横にはちょっとしたカフェもありました。トルコの伝統菓子ロクムやコーヒーと一緒に休憩できますよ。
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